田中秀明
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プレミアリーグパブ編集部も参加した『2018 – 2019 欧州サッカー選手名鑑』が、9月11日に発売されました!
選手名鑑発売記念&待望のチャンピオンズリーグ開幕直前ということで、
BIG6について識者対談・注目クラブ分析を行ったLeo the football×内藤秀明のコンビでプレミアのチームを中心に語りました!
はじめに
YouTubeに公開されたLeo the footballさんの動画で、2人がCLグループA~Dの展望について語っています。
プレミアリーグパブでは、グループBのトッテナム、グループCのリバプールに関するパートを抜粋&編集してお届けします。
後編はこちら。
語り手
今夜のサッカー動画はこちら💁♀️
神戸に電撃就任した大物監督が目指すサッカー取り上げました✌️
🆑についても語りましたので是非っ✨
ペップが師と仰ぐ神戸新監督”ファンマ・リージョ”とは?&遂に開幕っ!CLグループA~D考察【トークtheフットボール】#761 https://t.co/KtNWkB8J0W @YouTubeより— Leo the football (@SoccerRapperLeo) 2018年9月17日
<プロフィール>
1990年生まれ。大阪府出身。「プレミアリーグパブ」運営者。プレミアリーグ専門のサッカーライター。1年間のイギリス留学中に、FAコーチングライセンスを取得。ほぼ毎シーズン渡英してプレミアを現地取材している。日本全国でプレミアサポの楽しいコミュニティを作るのが今の目標。
— 内藤秀明 (@nikutohide) May 23, 2018
トッテナム×インテルは名勝負の予感?
グループBは、バルセロナ、トッテナム、PSG、インテルです。
グループBは死のグループですね~~~~!
注目の試合などありますか?
トッテナムとインテルの対戦では、過去に名勝負がありました。
あー!
ベイルが覚醒した試合ですね。
当時、ブラジル代表の右SBだったマイコンをぶち抜いて、世代交代を印象づけました。
(2010年11月、CLグループリーグ第4節でトッテナムはインテルに3-1で勝利した。当時21歳だったベイルは、2アシストを記録。アウェイでのインテル戦でもハットトリックを達成し注目を集めた)
スパーズとインテルは何度も対戦してますし、注目の一戦ですね。
今季のスパーズは中盤がダイヤモンドの[4-4-2]ですけど、いろんな可変システムで臨んでいます。選手名鑑のチーム紹介でも、基本フォーメーションを選ぶのに悩みました。というのも、対戦相手によって3バックと4バックを併用するんです。
補強しなかった分、チームの完成度を高めていますよね。
(プレミアで夏の移籍市場が設定された2003年以来、初となる補強も放出もゼロ)
はい!
チームの完成度が高いから、同じコンセプトでも微妙に配置を変えて、[4-2-3-1]、[3-4-3]、中盤がボックスの[4-4-2]、いろんなシステムを状況に応じて駆使しています。第4節ワトフォード戦はセットプレー2発で敗れましたが、第5節のリバプール戦も……
(突如、言おうとしたことを忘れてしまい数秒間の沈黙)
し、死んでる……?
いや、すみません!!!!
急に黙るから死んでるのかと思いました(笑)
トッテナムの解説中に死んじゃったら、相当、バズりますよ!
間違いない!(笑)
2連敗していますけど、開幕から3試合を見る限りクオリティの高いサッカーを披露しているので、バルセロナにも良い試合が期待できますね。
ちょうど、トッテナム対リバプールの試合を分析していて、中盤4枚をダイヤモンドとボックスで使い分けているのが気になりました。
ダイヤモンドのときは低い位置の中盤が3枚になるんで、ディフェンスラインからボールを引き出しやすくなる。ボックスにすれば、中盤の高い位置が2枚になるんで、相手のアンカーに対して数的優位な状況を作れる。
今のところ、ウインクスが低い位置でボール引き出すのか、高い位置でギャップをつくのかでエリクセンとともに効果的な働きができています。
エリクセンにとっての副官がようやく現れました。この2人がうまく機能すれば、バルセロナ相手にも面白い試合になると思いますね。
チャンピオンズリーグでは、プレミアほどのフィジカルバトルを求められないので、ウインクスはプレーしやすいはずです。
それに加えて、スパーズサポーターにとって嫌かもしれませんが、元アーセナルのウィルシャーも10代のころ、バルセロナ戦で高いパフォーマンスを発揮して一世を風靡しましたよね。
バルセロナ戦では、ウィルシャー以上の活躍に期待したいですね!
絶好調リバプール、昨季からの変化とは
グループCは、パリ・サンジェルマン、ナポリ、リバプール、レッドスターです。
ここも難しいグループのうちの1つですね。
ここまでのリバプールはどうでしょうか??
絶好調っすね!
そうですよね。トッテナムを2-1で破ったりしてますね。
昨季からの変化で言うと、層が厚くなって、かつアンカーのチョイスが変わりました。
ワールドカップ後、チームへの合流が早かった選手たちから、きちんと組織が作れている。だからワイナルドゥムをアンカーに起用して、ヘンダーソンや新加入のファビーニョは、ちょっと遅れている感じですよね。
そうですね!
最終的にファビーニョがレギュラーになる可能性もありますよ。クロップ監督は新加入選手を慎重に使う節があります。昨季、ロバートソンも最初の1、2ヶ月は起用されず、自ら監督に直訴して試合に出場するようになったそうです。
(※正確には、ロバートソンが直訴したタイミングと、モレノの負傷のタイミングが重なった)
あと今季のリバプールは、アンカーが飛び出していくんですよね。
インサイドハーフ3人のバランス感覚が高いですよね。
特にミルナー!
なので、アンカーが飛び出してもスペースをカバーできますし、SBの裏のスペースもインサイドハーフが走ってカバーしているので、トッテナム戦ではCBが釣り出されない状況を作れていました。
リバプールはこの守備ができていれば、グループ通過は手堅いと思いますね。
不安要素で言うと、パリ・サンジェルマンとの対戦で両SBがどこまでついていけるか。
勿論、ロバートソンもアーノルドも素晴らしい選手なのは間違いないですけど、パリ・サンジェルマンはネイマールやムバッペなど2列目にワールドクラスの選手が揃っているので、単純なデュエルでどこまで戦えるのか注目です。
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レオさん登壇予定のイベント
<Leo the football×内藤秀明>選手名鑑・出版記念、プレミアの選手への愛を語りつくす会
出版された選手名鑑
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