内藤秀明
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チャンピオンズリーグ、グループステージ第2節
トッテナム対バイエルンの一戦は2-7でホームチームが敗戦。歴史的な大敗となってしまった。
スパーズは何故、7失点も喫する各循環にはまったのか。その流れを紹介する。
悪循環にはまるまで
●トッテナム開始3分で、2回前プレを突破されてる。大丈夫か?4-3-1-2のシステムは密集する分、突破されたら、厳しいぞ。
●5分シソコ無双。3人くらいかわしてエンドンベレに展開。エンドンベレがソンフンミンにスルーパス。決定機も決め切れず。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●エンドンベレは低い位置からのスルーパスの精度も高いから本当に万能だよね。もちろん推進力もあるし。
●12分、ソンがゲット。5分以降、前プレがハマってた。今回も相手のミスからショートカウンターで抜け出してゴール。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●エンドンベレは低い位置からのスルーパスの精度も高いから本当に万能だよね。もちろん推進力もあるし。
●12分、ソンがゲット。5分以降、前プレがハマってた。今回も相手のミスからショートカウンターで抜け出してゴール。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●15分、スパーズ失点。まあエンドンベレが少し軽かったことで相手に余裕を与えすぎたのもあるけど、何よりキミッヒのミドルが凄すぎた。
●20分シソコが低弾道のサイドチェンジをオーリエに送る。こんなにキック上手かったっけ?
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●26分ケインのサイドチェンジからオーリエが冷静にグランダーのクロスを送るものの、エンドンベレが決め切れず。ケインのキープと即座に展開したプレーが素晴らしかった。こういうプレーが増えるとスパーズは大きいな
●ユナイテッドもルーニーがケインみたいなプレーしてくれてた時期は強かったな…
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●32分ウィンクスが中盤の底でロスト。少し持ちすぎてレバンドフスキに奪われてしまった。まあ判断が遅かったのもあるけど、レバンドフスキが上手い体の当て方をした側面もあるな
●34分何気ないエンドンベレのポジションングの修正でコウチーニョがターンできずサイドチェンジを回避。気が利く選手だ
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●36分ウィンクスがボックス手前で失いかけるも、エンドンベレが察してボールロストを回避。今日囲まれると悩んで少し持ちすぎだなウィンクス。この強度に慣れてシンプルにプレーを!
●アリは原則ウィンクスの少し前に位置するが状況に応じて3列目に吸収される模様。相手CMが上がる時とかついていく
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●41分相手CBズーレがハーフスペースをオーバーラップ、誰がつくのかふわっとして、ボックス内でフリーに。難しいけどアリがついていくべきだったかも
●アリが下がる時はCMに入る時もLMに入る時も
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●45分、スパーズ、前半ラストプレーで失点。いや、スパーズの誰が悪いというより、レバンドフスキが凄すぎた。ミスらしいミスがないのに失点する珍しい事例。レバンドフスキ鬼かよ。
●前半終了、スパーズも決定機を何度も作っていただけに、ビハインドで折り返すのはつらい。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
前半終了時の所感
スパーズの2失点は組織的なミスというより、微細な個のミスをバイエルンが見逃さず決め切った形か。
ただ失点シーン以外は、ウィンクスのボールロストなど、いくつか流れを悪くするプレーがあったのも事実。前半途中からある程度プレスはきいていたものの、相手を押し込み続けることはできていなかった。
後半開始
●50分、アルデルヴァイレルトのロングフィードにアリが抜け出した。素晴らしいランニング。こういうプレーを増やしていきたい。アリが良くなれば、スパーズの火力は倍増する。
●実はトップスピードも速い。ムサシソコ。左サイドを爆走してプレスバック。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●52分、良いプレーをした直後なので、Oh ~~ Moussa Sissokoのチャントがスタジアムに鳴り響く。
●53分スパーズのプレスを突破してニャブリが単独突破で3点目をゲット。個の力も凄いが、バイエルンのSBは縦パス入れた後、偽SB的な動きをすることでプレス回避する傾向があって、そのプレス回避が成功
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●55分、ウィンクスのボールロストが起点になり、失点。今季のウィンクスはボールロストが減っていたんだけど、今日のウィンクスは何度もボールを失ってた。今回たまたま失点に絡んだというより、時間の問題だったかな…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●55分、ウィンクスのボールロストが起点になり、失点。今季のウィンクスはボールロストが減っていたんだけど、今日のウィンクスは何度もボールを失ってた。今回たまたま失点に絡んだというより、時間の問題だったかな…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
●61分、ローズがゲットしてPKからケインがゴール。ケインのPKの安定感は異常。ノイアーが読んでなお止められないって何ごと。
●スパーズは後半から4-2-3-1でプレーしてるけど、このシステムのほうがアリはプレーしやすそう。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
選手交代が悪循環のスイッチに
64分にエンドンベレに代わってエリクセンを投入。
71分にアリを下げてモウラを投入。
81分にウィンクスを下げてラメラを投入。
結果論にはなるが、エリクセンとシソコの2ボランチという超攻撃的な4-4-2にしたことが、スパーズをより前がかりにさせた。
この時点で既に2点差あり、采配自体は妥当なのだが、結果的にその穴をバイエルンにつかれまくることになる。
悪循環に…
点を取り返しすため前がかりになったスパーズは裏をニャブリにとられて5失点目、、厳しい…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
87分、スパーズは前がかりになりすぎて、ゼロボランチ状態。結果、CBとの距離が遠くアルデルヴァイレルトがパスミス。ショートカウンターをくらい、最終的にレバンドフスキが決めた2-6。厳しい…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
87分、バイエルン鬼かよ。オーリエがパスミスして、ショートカウンターをくらった。もうスパーズは集中の糸が切れていてやや寄せが甘い。するとニャブリが鬼みたいなミドルを決めて4得点目。スパーズは7失点目…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 1, 2019
まとめ
最後10分で一気に3連打されて、スパーズは終戦。
なんとか勝ち点拾うというリスキーな采配が、悲しいくらい裏目に出て、大差になってしまった。
80分までは試合は壊れてなかっただけに、チャンピオンズリーグの怖さを痛感する一戦となってしまいました。