バイエルンに7失点喫したスパーズが悪循環にハマるまでを解説…

       
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内藤秀明

内藤秀明

プレミアリーグのファンサイト「プレミアパブ」の代表、マンチェスターユナイテッド・サポーターズクラブジャパン会長。 大学時代に1年間イギリスに留学し、FAコーチングライセンスを取得。現在はプレミアパブの代表としてトークイベントやフットサルイベントを主催しつつ、ライターとしても複数のメディアに寄稿している。 2019年1月に初の著書『ようこそ!プレミアパブ』上梓。

チャンピオンズリーグ、グループステージ第2節

トッテナム対バイエルンの一戦は2-7でホームチームが敗戦。歴史的な大敗となってしまった。

スパーズは何故、7失点も喫する各循環にはまったのか。その流れを紹介する。

悪循環にはまるまで

前半終了時の所感

スパーズの2失点は組織的なミスというより、微細な個のミスをバイエルンが見逃さず決め切った形か。

ただ失点シーン以外は、ウィンクスのボールロストなど、いくつか流れを悪くするプレーがあったのも事実。前半途中からある程度プレスはきいていたものの、相手を押し込み続けることはできていなかった。

後半開始

選手交代が悪循環のスイッチに

64分にエンドンベレに代わってエリクセンを投入。

71分にアリを下げてモウラを投入。

81分にウィンクスを下げてラメラを投入。

結果論にはなるが、エリクセンとシソコの2ボランチという超攻撃的な4-4-2にしたことが、スパーズをより前がかりにさせた。

この時点で既に2点差あり、采配自体は妥当なのだが、結果的にその穴をバイエルンにつかれまくることになる。

悪循環に…

まとめ

最後10分で一気に3連打されて、スパーズは終戦。

なんとか勝ち点拾うというリスキーな采配が、悲しいくらい裏目に出て、大差になってしまった。

80分までは試合は壊れてなかっただけに、チャンピオンズリーグの怖さを痛感する一戦となってしまいました。



【了】

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