内藤秀明
最新記事 by 内藤秀明 (全て見る)
- 開始4分で2点?2人退場? ドラマチックがありあまるチェルシーvsアヤックスの同点劇 - 2019年11月6日
- バイエルンに7失点喫したスパーズが悪循環にハマるまでを解説… - 2019年10月2日
- レスターが示したトッテナム攻略法、ピッチで起こった重要な現象まとめ - 2019年9月24日
チャンピオンズリーグ、グループステージ第1節
オリンピアコスvsトッテナムの一戦は
2-2の引き分けで終わりました。
試合内容
●ウィンクスが右サイドに展開できそうなのに辞めたプレーが既に2回ある。サンチェスだからかな?
●サンチェスが追い込まれ気味の状態から左足でサイドチェンジ。よいプレー。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●アリがパスミスしているのが気になる。まだトップフォームではない?
●エンドンベレ&ウィンクスのコンビは人には強いけど、スペースケアは得意ではない印象があって、現に今日も縦パスを入れられてる印象。修正できるか?
●オリンピアコスが普通にいいサッカーしてる。各選手の位置取りがいい。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●開始20分、カンゼンにオリンピアコスペース。スパーズは両SBが攻撃面で厚みを出せないこともあり迫力に欠ける
●具体的にはSBが高い位置をとらないので、相手は中央にブロックを作ることができている。そこをスパーズは無理やりこじあけようとして引っかかている
●ただその強引な攻めからPKゲット
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●26分ケインがPKから先制点をゲット。
●正直、全くスパーズペースではなかっただけに、大きな先制点に。オリンピアコスとしては、そこまでピンチの状況ではなかったので、軽すぎる守備と言わざるを得ない。パスワークは良いだけにもったいない。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
SBの上がりが少なく、普段と比べると流動性に欠ける。それを解消するためにMFより前が動きまくる。結果として守備の基本位置取りが崩れて中盤のフィルターがきかなくなるリスクを常に抱えている。先制点決めたわけだしもうすこりセイフティに攻めれば…。
とか思ってたら突然モウラがミドルを決めた
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
30分、ベン・デイビスのインターセプトからショートカウンター。モウラがドフリーでボックス外からシュート、見事ネットを揺らした。
スパーズはシュート2本で2ゴール効率的に試合を進めている。
というか、オリンピアコス……要所要所の守備軽すぎる……。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●オリンピアコス、ちょこちょこテクニカルな選手がいて面白い。8番ギリェルメの即興のアイディアも面白いな。なんといか、大味なチームだな(笑)
●唯一守備的なのは5番ブーハラキスなのかな?いくつか印象的なパスカットを見せているけど。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●36分サンチェスがモウラにキラーパス。意外と悪くないゴロパスを最終ラインから裏のスペースに送った
●左SB21番ツィミカスの守備が面白かった。中盤が突破されかけると、持ち場を捨てて、猛然と中盤のカバーに。サンチェスはどうせ上がらないから正解の対応。まあボールに食いついただけかもだけど
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●やっぱりアリのパスが全て少しずれてる。技術がある選手なのはわかっているので、この試合をリハビリとして使えるといいですね。
●オリンピアコス1点ゲット。ぶっちゃけ何度もボックス内まで侵入できていたので、時間の問題だった。足りてないのはシュートの精度だけだった。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
バルブエナの意表をつくパスも抜群だったけど、フェルトンゲンは少しつられ過ぎたし、デイビスも簡単にスピード裏を取られ過ぎだ。そもそもの話をすれば、バルブエナへのパスコースにエンドンベレも入ってなかったし、これだけミスが重なれば失点は必然ですね。「アンラッキー」ではない。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
むしろチームとしてチャンスを作れているのはオリンピアコスで、スパーズのほうが「個の力でなんとなく2点とれちゃった」な印象。
やっぱりサンチェスSBは微妙だな。リスクは承知でKWPを入れて欲しいところ。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
今季のスパーズは中盤より前の個の力は上がっている一方で、SBがトリッピア抜けた分、攻撃の厚みに欠けるし、コンディションの問題なのかカウンターの鋭さも少し欠ける?ような?
でもパレス戦もそうだけど、個の能力が高いので、なんとなく点がとれてしまう
結構、評価に悩むなーという本音
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●結局、オフサイドになったけど、アリがネットを揺らしたのはポジティブ。得点感覚を取り戻していきたい。あともう少し。
●54分、やっぱりというべきか、オリンピアコス追いついた。何も修正できないまま、後半を迎えてしまった……。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●まあオリンピアコスの守備も雑だし、スパーズも前線のタレント力があるので、もう1~2点とれそうな雰囲気もあるので、同点になってしまった今となっては結構采配は難しいな。まだトップフォームではないアリを下げてシソコを投入。4-3-3に変えてエンドンベレとシソコのフィジカルで無双するとか?
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●エンドンベレ下げてシソコ。正直、そこまでインパクトを残せていなかったし、疲れてそうな印象も。
●この交代を受けて、システムを4-3-1-2に変更。サンチェスが上がらなくてもこのシステムならカウンターに鋭さを出せそうだけど、相手SBの攻め上がりにいいだけに、結構リスキーな気も。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
●あれ、4-3-1-2っぽいんだけど、モウラは右サイドに張りっぱなしだし、なんか不思議な配置になってるな。スパーズ。4-2-3-1なのかな。でもアリとエリクセンの配置は確実に変わったな
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
サンチェスのチームメイトからの信頼されてなさやばいな。マジでパス回ってこない……。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) September 18, 2019
まとめ
結局、個の力でゴリゴリ点がとれてしまっているので、課題が表立っていないものの、
組織としてのビルドアップも崩しの試行も少なくなっている印象です。
トリッピアが退団した今、明確に、サイドで厚みを出せるSBがいない課題がじわじわと大きくなってきており、カイル・ウォーカー・ピータース、オーリエ、ベン・デイビス、ローズらの奮闘が求められます。
けが人やローテーションの観点や、守備的に戦いたい意図があったとしても、サンチェスの右SB起用はなしのほうがいいのではないかなと。
攻撃のリズムが作れなさすぎて、ダメージが大きかった印象ですね。