瀧本 拓朗
最新記事 by 瀧本 拓朗 (全て見る)
- ファンが選ぶ今季プレミアリーグの注目若手選手とは? - 2019年10月15日
- レジェンド・ランパードが一瞬で変えたチェルシーの悪しき伝統とは - 2019年9月4日
- 「ジョルジーニョが現地ファンに嫌われている」は誤解?真実は? - 2019年8月27日
フットボリスタなどで連載を持つサッカーライターの結城康平さん。
プレミアパブでは5月17日にインタビューを敢行。
ビック6を中心にプレミアリーグの2018-2019シーズンを振り返っていただいた。
はじめに
今週のウェブマガジンでは、
「リヴァプール編」として様々なお話をうかがった。
そこで今回はその中から一部を特別に無料公開する。
語り手
結城康平
ポジショナルプレーについて、「視点を少し変えながら考察した」連載記事が公開されました。完全な理解には遠いですが、ポジショナルプレーの理解
が、個人的にも徐々に深まってきたように思えます。 https://t.co/Gekf2Ds4rI— 結城 康平 (@yuukikouhei) January 23, 2019
内藤秀明
【プロフィール】
ファンサイト「プレミアパブ」代表
学生時代の12年にイングランドでコーチングライセンスを取得し、プレミアに強いサッカーライターとしての活動も開始
現在はプレミアパブのサイト運営、イベント企画・司会、コラム執筆などをしつつ、複数のサッカーメディアに寄稿もしている
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) January 25, 2019
ラビオはリバプールにフィットする?
リヴァプールの1番の補強ポイントは…ウイングでしょうか?
CFはオリギがある程度結果を残せることを示しましたが、サディオ・マネやモハメド・サラーの控えが務められるようなウイングは中々いないです。
そうですね。
レヴァークーゼンのユリアン・ブラント獲得の噂が出ていましたが…。
ブラントは、ドルトムント移籍が決まりましたね。
【編集部注】
ブラントは5月22日にドルトムントへ完全移籍することが公式で発表された。
あと彼は、今季レヴァークーゼンでセンターハーフにコンバートされて一気に伸びたので、どちらかというとウイングタイプではないと思います。
そうなのですね!知らなかった…。
他の獲得候補だとベンフィカのジョアン・フェリックスとジェドソン・フェルナンデスの名前が挙がっています。
2人とも若くて、良い選手ですね。競合クラブは多いと思います。
ただ、なかなかいないとは思いますが、理想はマネのように「フィジカルでも戦える」ウイングなんですよね。
なるほど。あとはPSGのアドリアン・ラビオの名前も獲得候補に挙がっています。
おお。ラビオは非常に良いと思いますよ。
彼はどういうタイプの選手でしょうか?
かなりハードワークする選手なので、リバプールのサッカーに合っていると思いますよ。
あとはガツガツプレスにも行けるし、加えてパスセンスもある。
まあ唯一の問題は彼の母親ですが…(笑)
なるほど(笑)
どのようなパスを得意としているのでしょうか?
中長距離のパスが得意なイメージですね。強いパスが出せるんですよ。長い距離で球足が速いパス。
それはいいですね!
フィルミーノのところに縦パスが「スパンッ!」と通ればリズムも変わりますし。
結局リバプールの中盤の選手は誰もパサータイプではないですから、フィルミーノ、サラー、マネに入ってくるパスの質は決して良くはなかったんですよ。
そうですね。
そういう意味で、ラビオの加入はリバプールにとって理想的だと思います。
今季から出始めたサラーの悪いクセとは
そういえば、話は変わりますが、今季「サラーが中に入りすぎている」と結城さんが何度かTwitterで指摘されていましたね。
エジプト代表でサラーはストライカーに近いポジションでプレーしているので、それが影響しているのでしょうけど、今季リヴァプールでもストライカー寄りのプレーをすることが増えました。
フィルミーノがサイドに流れたりして、うまくカバーしていたので、それほど問題にはなりませんでしたが。
ただ、トップレベルの試合だと完全に空いたサイドを狙われるので、サラーは守備時には元のポジションに戻らないといけない。CLバルサ戦1stレグも1失点目は彼の空けたスペースからでしたし。
サラーが内側に入るようになったから、守備貢献の部分で今季は若干評価が落ちました。そこはリバプールとしては悩みの種の一つだったと思います。
なるほど。反対にサラーが今季良くなった部分はあるでしょうか?
ボールを受けた時に相手DFをしっかり背負えるようになりましたよね。あとハーフスペースをうまく利用してターンすることもできるようになりました。そこは大きな成長かなと。
(続く)
この対談で話題になったこと
この記事の全文を閲覧希望の場合は
月額560円のプレミアパブ・サポーターズクラブのパトロン登録者限定で配信している
で全文を配信しております。
購読を希望の場合は、サポーターズクラブにご登録ください。
ご登録は【こちら】
なお、一度ご登録いただけますと、ウェブマガジンのその他の過去対談記事全てが閲覧可能です。
過去記事を閲覧する場合は【こちら】