瀧本 拓朗
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4/18(木)、トッテナムがマンチェスター・Cを2戦合計4-4、アウェイゴールの僅差で下したことにより、
CL準決勝の大舞台で「トッテナムvsアヤックス」の一戦が実現することが決定。これによりプレミアパブではGW真っ只中の4/29(月)に急きょトークイベントを開催。
アヤックスサポーターである倉敷保雄さんとスパーズジャパンによる”奇跡の共演”が実現した。
はじめに
今回はアヤックスの話題を中心に両チームを掘り下げながら様々なお話をうかがった。
そこで今週のウェブマガジンでは
その中から一部を特別に無料公開する。
語り手
倉敷保雄(くらしきやすお)
1961年生まれ、大阪府出身。
ラジオ福島アナウンサー文化放送記者を経てフリーに。現在はスカパー!やJ SPORTSでサッカー中継の実況とし て活動中。愛称はポルトガル語で「名手」を意味する「クラッキ」と苗字の倉敷をかけた「クラッキー」。
番組司会、CM、ナレーション業の他にゴジラ作品DVDのオーディオコメンタリーを数多く担当し、ディズニーアニメ研究のテキストも発表している。著作は「ことの次第」(ソル・メディア)など。
スパーズジャパン
https://twitter.com/SpursJapan/status/1129951450774220802
内藤秀明
https://twitter.com/nikutohide/status/1125372077559574529
CL準決勝トッテナムvsアヤックス1stレグスタメン(日本時間5/1の4:00キックオフ)
https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1123284711365853185
CL準決勝アヤックス×トッテナム2ndレグスタメン(日本時間5/9の4:00キックオフ)
https://twitter.com/GoalJP_Official/status/1126185735315308545
https://twitter.com/GoalJP_Official/status/1126186001506783232
※1stレグは1-0でアヤックス、2ndレグは3-2でトッテナムが勝利
トータルスコア3-3でアウェイゴールの差によりトッテナムが決勝進出
アヤックス戦でカギを握ったスパーズの選手は
ポチェッティーノ監督は毎試合「次の試合は全力でいく」みたいなことを言うんですけど、ファンが見た1stレグ直前のウェストハム戦は明らかに温存していたんですよ。
例えばフェルトンゲンですよね。
そうですね。あとケインも普通にサインに応えていたんで出るんじゃないかなと思ってしまいました。
ちなみにケインの関連の記事を今日Twitterであげたんですけど、2ndレグ復帰の可能性がありますね。どうなるかは分からないですけど。
【編集部注】
ケインは2ndレグも欠場。決勝に間に合うかは未だ不明だが復帰説が有力。
まあ無理させたらまずいのかなっていうのはあるかもしれないですね。あとは単純にソン・フンミンは戻ってくるので、万全ではないケインが出場することが上積みになるのかというのは微妙なところです。
確かにそうですよね。監督も90分間戦えない選手をピッチに置くわけにはいかないですからね。
3人しか交代枠がないわけですし。
でもベンチにいたら怖いですよね。
そうですね。でもだからといってアヤックスは戦い方を変えるわけではないので。
あとフェルトンゲン以外にもアヤックス戦直前に温存したのがヴィクター・ワニャマですね。彼は間違いなくスタメンで出ますね。
【編集部注】
ワニャマは1stレグスタメンで出場。
ここはエリック・ダイアーじゃないんですね。
中盤の底はワニャマになりますね。彼はケガから復帰後はかなり調子がいいので、アヤックス戦1stレグは中央で重要な役割を担うと思います。
あとは問題は前ですよね。インサイドハーフにシソコを置くのが理想なんですよ。
さらにエリクセンがトップ下に入って、アリとルーカスが2トップのような形が理想です。
もう一人のインサイドハーフは直近の起用からみるに、ローズでしょうか。
本職は左SBですが、けが人が多いので彼をインサイドハーフ起用せざるを得ないですね。
そうですね。
ではツートップがルーカスとアリ、トップ下にエリクセン、3センターにローズ、シソコ、ワニャマが理想ということですか。
その形だと多分うちは選手と選手の間を抜いてゴールに向かうというのをやっていくと思いますね。
確かにスパーズは3バックの可能性はありますかね。
スパーズは1stレグはドン引きで「0–0でもいいや」という戦い方もアリですからね。
いや〜〜それをやるかですよね〜〜。リーグ戦35節のシティ戦は結構ドン引きしましたが。
しましたね〜。
あれが1stレグへの伏線だとしたら、やるかもしれないですね。ただ「それホームでやるの?」というのはありますが…。
3バックでいくとしたら右WBはフアン・フォイスですか、それともキーラン・トリッピアでいきますか。
私はトリッピアだと思います。
フォイスも悪くないですけどウイングバックとしてトリッピアより上かと言われたらそこまでではないですからね。
そもそも僕は4バックでいくと思うんですよ。1stレグは守備を重視した戦い方になると思うので。
D・サンチェスが戻ってくるのかどうかはわからないですけど、トビー・アルデルヴァイレルトとフェルトンゲンは確定ですかね。
3バックだと左SBにはベン・デイビスではなくてダニー・ローズが入りますかね。それでワニャマとシソコがダブルボランチ的な感じでしょうか。
4/20に行われたプレミアリーグ第35節vsマンチェスター・Cのスタメンが近いですかね。こんな感じですが。
Starting
Man City XI: Ederson, Walker, Stones, Laporte, Zinchenko, De Bruyne, Gundogan, Foden, B Silva, Aguero, Sterling
Spurs XI: Gazzaniga, Foyth, Alderweireld, Sanchez, Vertonghen, Davies, Dier, Eriksen, Dele, Lucas, Son#MCITOT #MatchdayGoal #EPLhttps://t.co/ZdcLIEl5g2 pic.twitter.com/nysvO3qC9f
— Goal Indonesia (@GOAL_ID) April 20, 2019
エリクセンをシソコと近いところに置くんですかね。
リーグ戦のシティ戦はこのスタメンでチャンス作れたんですよね。
CBはアルデルヴァイレルトとフェルトンゲンが確定でもう1人のCBはデイビスかになる感じですかね。
まあそう戦うのが安パイですかね。
ただその場合は消極的ではありますよね。
カウンターで勝つ感じはしますね。
カウンターで勝てればポチェッティーノさまさまなんですけれど、このパターンは中々やっていないんですよね。
シーズン中は前回のリーグ戦のシティ戦とCLのドルトムントとのアウェイの一戦でやったかどうか…くらいですかね。
ドルトムント戦は防戦一方の苦しい試合でした。
なんだかこんな話をしているとそういうメンバーでいきそうな感じがしてきましたよ(笑)
確かに(笑)
いずれにしても重要なのがシソコなんですよ。何度も言っていますが彼が戻れるかどうかは本当に重要ですね。
【編集部注】
アヤックス戦の1stレグでは、シソコが前半39分に、頭部を負傷したフェルトンゲンに代わって交代。
シソコの球際の強さ、推進力によってスパーズを流れをつかんだ。
シソコがこんなに重要視されるっていうことって今までありましたでしょうか…。
そうですね。今季の開幕前は「お前グーナーなんだからとっとと出てけ」とか言われてたのに…。
シソコグーナー説は本当なんですかね?
本当なんじゃないですか?
それこそ最近アヤックスの選手で若い頃フェイエノールトファンだったというのを自称している人もいましたしね。
(続く)
この対談で話題になったこと
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