スパーズジャパンと倉敷アナが、CL準決勝を徹底プレビュー!?

    4/18(木)、トッテナムがマンチェスター・Cを2戦合計4-4、アウェイゴールの僅差で下したことにより、

    CL準決勝の大舞台で「トッテナムvsアヤックス」の一戦が実現することが決定。

    これによりプレミアパブではGW真っ只中の4/29(月)に急きょトークイベントを開催。

    アヤックスサポーターである倉敷保雄さんとスパーズジャパンによる”奇跡の共演”が実現した。

    はじめに

    今回はスパーズの今季の振り返りや、直前に控えたCL準決勝のレビュー、さらにはお2人の”サポーター観”まで様々なお話をうかがった。

    そこで今週のウェブマガジンでは

    その中から一部を特別に無料公開する。

    語り手

    倉敷保雄(くらしきやすお)

    1961年生まれ、大阪府出身。

    ラジオ福島アナウンサー文化放送記者を経てフリーに。現在はスカパー!やJ SPORTSでサッカー中継の実況とし て活動中。愛称はポルトガル語で「名手」を意味する「クラッキ」と苗字の倉敷をかけた「クラッキー」。

    番組司会、CM、ナレーション業の他にゴジラ作品DVDのオーディオコメンタリーを数多く担当し、ディズニーアニメ研究のテキストも発表している。著作は「ことの次第」(ソル・メディア)など。

    スパーズジャパン

    内藤秀明

    厳しい台所事情のスパーズを支え続ける今季の“影のMVP”

    今日は楽しくお話していきましょう!

    よろしくお願いします!

    こちらこそよろしくお願いします。

    プレミアリーグは日程が厳しくなってきていますね!

    特にスパーズにとっては今季は大変なシーズンなんですよね。

    ロシアW杯のセミファイナルに合計9人が出場していて…。

    彼らがチームに合流したのはプレミア開幕を控えた直前の月曜日でしたから。

    【編集部注】
    ・イングランド代表 ハリー・ケイン、デレ・アリ、エリック・ダイアー、キーラン・トリッピアー、ダニー・ローズ
    ・ベルギー代表   ヤン・フェルトンゲン、トビー・アルデルヴァイレルト、ムサ・デンベレ
    ・フランス代表   ウーゴ・ロリス  の計9人

    そうそう!

    プレミアリーグ開幕一週間前に9人合流したなんてニュースがありましたね(笑)

    そんな状況から始まっているので、そろそろシワ寄せが来そうで怖いです…。

    だって…誰も獲ってないですもんね!

    ああ…もうシーズン中に色々な出来事がありすぎて補強ゼロだったことが遠い昔の話のようですね…。

    でも「同じメンバーにこだわって、この方法でやっていくんだ」というやり方はいい方向に向かっていますよね。

    マウリシオ・ポチェッティーノもレアルの監督に就任するという噂がありましたが残ってくれて、自分たちのスタイルを追及していますし。

    「新しいスタジアムで」「ポチェッティーノで」という要素が今季は「スパーズイズム」みたいなものをより強くしていっているとは思います。

    そうですね。

    補強はゼロでしたけど、既存の選手の台頭があったことはファンにとっての大きな喜びでした。

    「既存の選手の台頭」といえば、例えば誰でしょうか?

    “ムサ・シソコ”ですね!

    おお!!(笑)

    「台頭」なんですね!!

    もちろんそうですよ!

    もし今季新戦力を4,5人獲得していたら彼の台頭はなかっただろうし、始めは放出候補でしたからね。

    なるほど…。

    今のスパーズのこういう厳しい台所事情がなければシソコのキャリアの再興はなかったと思います。

    シソコの怪我の具合はどうでしょうか?

    もしかしたらアヤックス戦の1stレグは出場できないのでは?

    それが今日の検査結果次第で出場可否が決まるらしくて、本当は今すぐにでもここでTwitterを確認したいくらいです…(笑)

    「無理はしないでほしい」と思う反面、

    「この試合で無理しなくていつ無理するんだ!」

    という思いもあるんですよね…。

    まあそれくらい重要な試合ですもんね〜。

    本音を言うと注射でも何でも打って出てほしいです!

    痛み止めのね!(笑)

    もちろん彼のキャリアを棒に振るようなことは絶対にあってはならないですが、この後なら再発しても休む時間はたっぷりありますから!!!

    まあスパーズは今が今季一番の踏ん張りどころですからね…。

    シソコがカギになる「スパーズらしい」理由

    シソコが出場可能となるとヴィクター・ワニアマと並ぶのでしょうか?

    そうですね。

    本来であればハリー・ウィンクスとのコンビだと思いますが。

    彼も怪我がありますもんね。

    エリック・ダイアーという選択肢もあります。

    ただ彼も最近まで怪我で約3カ月離脱していて、復帰した第36節のウェストハム戦もちょっと本調子とは遠い出来でした。

    おそらくそのウェストハム戦でワニアマが温存されたはアヤックス戦に向けてだと思います。

    なるほど。

    キーラン・トリッピアーもその試合は温存だったのでしょうか?

    僕は温存だと思ってます。

    彼をアヤックス戦で起用するかは、相性の良いフェルナンド・ジョレンテの起用法次第かもしれないですが。

    ただマンチェスター・シティとのCL準々決勝1stレグで相手の左サイドを守備で完封したのは間違いなくトリッピアーでした。

    アヤックスファンからすればトリッピアーとクリスティアン・エリクセンがセットプレーのキッカーとしているのは厄介です。

    まあそうですね。

    セットプレーは特に重要になると思います。

    ご存知の通り、今スパーズの前線は怪我による離脱などで圧倒的に駒が足りません。

    攻撃陣にはプレッシングをすることが求められますが、ジョレンテは走力に難があります。

    だからいつもと同じ戦い方をしようとしたら、彼がガス欠する可能性があります。

    なるほど。

    ソン・フンミンのいないホームでの1stレグをどう考えるでしょうか?

    うーん…。

    それは皆さんと一緒に考えたいですね…!(笑)

    確かにそうですね!!

    僕はここでシソコがカギだと思うんですよ。

    彼の存在が大きいです。

    大きいですよね〜〜。

    シソコが出られると、エリクセンがしっかり前線に顔を出せます。

    反対にシソコが出られないと、ワニアマの隣はダニー・ローズになりますからね…。

    そうそう!今ローズが中盤やっているんですよね!(笑)

    スパーズの台所事情がうかがえますよね!

    確かに…。

    今クリスタル・パレスがジェフリー・シュラップをボランチで使っているじゃないですか?

    それを思い出して「左利きの俊足系SBをボランチで使うのが流行ってるのかな?」なんて思ってしまいました(笑)

    それくらいの台所事情なんですよ…。

    大変ですね…。

    左SBはベン・デイビスが計算できるので、デイビスとローズを同時に起用したい気持ちはわからなくもないんです。

    やっぱり攻撃的な選手が前線に出ていけるかを考えると、シソコの出場可否はとても重要です。

    なるほどね。

    スパーズは1stレグをどう捉えているのでしょうか?

    ホームだし勝ちたいでしょうが、ソン・フンミンら攻撃陣が1stレグに出れない中だと0-0でも許容はできるのではないのでしょうか?

    もちろん0-0は悪くないです。

    でもうちは「0-0を狙いに行って0-0にできるチーム」ではないですから…。

    まあそんなチームなんてありませんよね。

    (続く)

    この対談で話題になったこと

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