内藤秀明
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プレミアリーグ第37節ボーンマス対トッテナムの一戦は1-0でホームチームが勝利。
CL出場権の獲得を確定したいスパーズだったが、最終節に持ち越しとなってしまった。
スパーズは9人になりながらもギリギリまで耐えたが勝ち点を持ち帰ることができなかった。果たして何があったのか。
スタメン
https://twitter.com/afcbournemouth/status/1124622370289930240?s=20
#THFC: Lloris (C), Trippier, Alderweireld, Foyth, Davies, Wanyama, Sissoko, Lamela, Dele, Lucas, Kane.
Odds from @WilliamHill – https://t.co/N9CiLKuOOK pic.twitter.com/6FZkEvvwae
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) November 10, 2018
前半開始
●まさかのアケをボランチ起用。器用な選手なのでできると思うけど、さて…
●ボーンマスはあれかな来季を意識したチーム作りを開始しているのかな?
●ボーンマスはCBの補強が出来れば面白いけどな。ただ足元うまくてプレミアにも適応できるフィジカルも…となると、難しい
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
ボーンマスはけが人だらけで若い選手を使わざるを得ないという側面もありました。
ボーンマスの若手に注目
●ジャック・シンプソンに今日は注目したい。イングランド人の22歳、188cmの左利き。スパーズを相手にどの程度プレーできるのか。左利きのCBはイングランドでは希少なので。代表という観点でも気になる存在。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
ワールドカップのように3バックでいくなら、なおさら左利きのCBは必要ですよね。
●本日プレミアデビュー19歳のアイルランド人GKトラバーズ、素晴らしい飛び出しでスパーズのカウンターを止めた。守備範囲はそれなりに広そう、直後もモウラのシュートをストップ。素晴らしい
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
初スタメンならもう少し判断ミスが起こってもおかしくなかったのですが、問題ないスタートになりました。
均衡する試合展開
●アケのタックルは精度が高いな。守備面で不安はないので展開力をどの程度発揮できるかが気になりポイント
●アリが素晴らしいターンでシュートまで持ち込んだ。こういうゴール前でのアイディアがアリの良さ。やっぱり2列目に置きたいところ
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
●フレイザーはこの夏アーセナルに行くという噂もあるので、守備が固いトッテナムを相手にどの程度のパフォーマンスを発揮できるかは気になるポイント
●日本とも対戦したことでお馴染みレルマ。激しいプレスをドリブルで回避
●アケ、右足では蹴れないからか、窮屈そうなボールの持ち方
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
●ソンフンミンのカウンター素晴らしいな。持ってるエンジンが全然違う。
●ただその一個前のプレー、シンプソンがルーカスを潰せなかった。ルーカスを褒めるべきかシンプソンの能力の問題なのか。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
●さすがGKの育成に定評のあるボーンマス。トラバーズは普通に実践で問題ないレベルだな。3度以上決定機をストップしている。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
試合が均衡していた要員としては、まずスパーズが疲労により運動量が多くなかったこと、ボーンマスがある程度スペースを消しながらハードワークを欠かさなかったこと。そして若き守護神が一番後ろで素晴らしい活躍をしていたことなどでしょうか。
ダイヤーが退場になってもおかしくないプレーを連発
●ダイヤーは怖いな。若干プレームラが大きいので大一番で使いにくい。
●アルデルヴァイレルトがロングボールを後逸。珍しいな。こういうプレー。彼も彼で負傷していない時期は出ずっぱりだもんな……。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
●アケのシソコを抜く胸トラップ普通に上手いな。
●ダイヤーもう3枚くらいイエローをもらってもおかしくないパフォーマンス……。さすがに主審、ホームチームに厳しすぎるジャッジ…。
●とか言ってたらソンフンミンが一発レッド…マジか…
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
ソンフンミンはレッドカードは初かな
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
ダイヤーがイエローを3枚くらいもらってもおかしくない危険なタックルを連発していたのですが、主審に助けられていました。
ただどこかのタイミングで数的不利になりそうな雰囲気ではあったのですが、ソンフンミンが突然、報復行為で一発レッドをもらってしまいました。
あまりこういうことをするタイプではなかったので、本当に「突然の乱心」です。
一方ボーンマスは
シンプソンは球際のパワーのところは今後の成長に期待だけど、カバー範囲は広いな。人について行き過ぎな気もするけど。まあ悪くないパフォーマンスだったかな。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
ボーンマスも攻撃的な采配をしたいんだけど、けが人多すぎてサブが絶望的な陣容だからな…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
若手人は本当に問題ないパフォーマンスを披露しました。
ただサブが手薄のため、追加で打てる手がない模様でした。
後半開始、直後に……
フォイス選手2分13秒で退場。これは途中出場においては2番目に早い退場。
一番早いのは皆さんご存知、2015年のリバプールvsユナイテッドにおけるジェラードの38秒。 https://t.co/ow1IfkrDNc
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
調子が悪いアルデルヴァイレルトと、退場しそうなダイヤーを下げて
シソコとフォイスを投入したところ、まさかのフォイスが一発レッド…。
さすがに頭の抱える展開となりました。
ワニャマ大活躍
戦力外と思われたワニャマがここに来て獅子奮迅の活躍。今日はまさかのCBか。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
戦力外かと思われたワニャマですが、終盤戦、けが人続出もあり欠かせない選手になっています。
やはり球際の強さはプレミア随一で、この日は4-3-1のCBとしてもプレーしました。
2人差になっても停滞する試合展開
アイブ…伸び悩んでるな…。もう少し突破力出ればなあ…。シソコとの対人戦であっさりボール奪われたし…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
まあボーンマスは繋ぐチームではあるけど、決して支配するサッカーかというとそうでもないからなあ。
割とカウンターの切れ味で得点が決まることも多いし。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
加えていうと、ブルックスやクックなどテクニカルな中盤がいないため、さらに攻め手に欠いていました。
スパーズも奮闘
今季のスパーズはバルセロナ(2回)、シティ(4回)、アヤックス(1回)など、トップレベルのポゼッションサッカーをするチームと何度も戦ってるし、普段も4-3で守ることが多い
そういう意味では満身創痍のボーンマスを相手なら、9人でも、難しいタスクとはいえ引き分けは不可能ではないかも
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
スパーズは4-3-1-2で、3枚前残りさせて、4-3で守備ブロックを作ることも多く、4-3-1でも正直そこまで問題なく守れていました。
しかしアディショナルタイムに…
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
91分にアケがセットプレーからこじ開けた……。
スパーズはかなり我慢してたのに………
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
フレイザー選手、スパーズ戦の決勝点をアシストして、今季リーグ戦で14アシスト。
ヨーロッパの5代リーグでトップタイのアシスト数だそうです。
同じく14アシストを記録しているのはドルトムントのサンチョ選手!
両名とも、今夏の移籍市場で複数チームがアプローチするでしょうね。 https://t.co/sOkzYRGmoV
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
最後に
さて順位表です。スパーズがボーンマスに負けたことを受け、3位、4位争いがまた熾烈になってきました
驚くべきことに、スパーズ、チェルシー、アーセナル、ユナイテッドは直近3試合、4チーム合計12試合中、勝利はわずか1試合のみ
終盤になって、ワールドカップやCLELによる連戦の疲労が顕著に…… pic.twitter.com/deh6hh62d6
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019
日本人のプレミアサポにとって辛いのは、唯一、観戦会をできるランチタイムキックオフの試合で、BIG6は途端にパフォーマンス落とすんですよね。。。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 4, 2019