内藤秀明
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チャンピオンズリーグ準決勝1stレグバルセロナ対リバプールは
3-0でホームチームが勝利。
リバプールとしては苦しい第一戦となってしまった
雑感
リバプールはメッシの単独突破をファンダイクが周りを上手く使いながらもほぼ止めていたので、メッシのドリブルが起点でマークがずれまくる事象はあまり起きていなかったのは大きかった。
またリバプールの前プレもはまっていたのに、守備的には水準以上だったが、決めるべきところで決められなかったのが痛かった。
チャンピオンズリーグ準決勝レベルでは、決定機をほぼ100の確率で決める点取り屋が必要であることを痛感させられましたね。
リバプールにとってはフィルミーノがフルタイムでれなかったのが痛かった。この時期の怪我はしょうがないと言えばしょうがないのだが悔やまれる。
ワイナルドゥムがワントップだったが、さすがにフィルミーノ比較だとボックス内で怖さがなくなってしまうので……。
アンフィールドは奇跡を起こせるスタジアムなので、まだまだ可能性はあると思うものの、突破はかなり難しくなってしまいました。
スタメン
https://twitter.com/GoalcomSA/status/1123648511164260358?s=20
※配置に関しての補足
・リバプールはワイナルドゥムのワントップで、左マネです。ケイタは中盤
・バルセロナは実質メッシとスアレスの2トップで4-4-2でした
前半開始
完全にリバプールペースでしたね。
バルセロナはほぼチャンスを作れていませんでした。
リバプールは通常通り4-3-3の3ラインで守っていました。
15分ファンダイク対メッシな雰囲気に。
ファンダイク神、普通にメッシの加速についていってない?笑
あれだけ大柄でリーダーシップもあるCBなのにスプリントでもメッシに負けないってチートかよw
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
26分失点
●マティプがライン上げようとしているけどタイミングがミス(蹴られる可能性のある状態で重心を前に置くのはNG)
●アリソンがシュートを打たれる前に重心をファーにかけてしまった
とかミスを指摘することはできるのだけれど純粋にスアレスが上手かった
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
ちょっと訂正。ハイライト見たらマティプはラインを上げようとはしてなかったかな。詳細は後述。 https://t.co/GNE8itxcYz
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
リバプールは原則サイドチェンジをさせぬよう守っているので、強引にサイドを変えられると怖い。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
①前提としてリバプールはサイドチェンジをさせないように守っている。両翼をできるだけサイドに高い位置に置きたいからだろう。
そのため相手のSBがボールを持つと状況に寄りけりだが中盤の一角がFWへのパスコースを消しつつ寄せて、ウイングはCBやDMFへのパスコースを消しにいく
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
②ただこの場合のリスクはサイドチェンジされた時に相手の逆サイドのSBが完全に浮いてしまう。リバプールのウイングは戻り過ぎないので、中盤の一角がハードワークでカバーする。とはいえ若干プレスに遅れがでるので相手のSBはある程度自由にプレーができる。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
③さて失点のシーンだがまずサイドチェンジをされてしまったところからミスが始まっている。S・ロベルトがボールを持った時に、マネとミルナーの些細な連動ミスで二人とも縦パスのコースを切り、ビダルへのコースを空けてしまった。そのためビダルにパスがわたりしかも自由にボールを持たせてしまった
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
④結果、リバプールは押し込まれてしまった上に、アルバに、スアレスとアイコンタクトする時間的な余裕を与えてしまった。その後のプレーはワールドクラスだったのでなんとも言えないのだが、失点の起点は最初のプレスのズレだった
というかこんな小さなゴールから遠いミスで失点するとかバルサ怖すぎ
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
リバプールの失点シーン
誰がGKでも止められなかったのかもしれないですけど、(いい時の)デヘアならあの場面スアレスが触るまで「動かない」んですよね
だからアリソンが悪いとか、デヘアが凄いとかそういうわけではなく
「ギリギリまで動かない」というのもGKの能力だなとあらためて
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
先制点を決めたのはスアレス
スアレスは当然のようにゴール喜んでたな。自粛とかはなし。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
リバプールとバルセロナだと、俄然リバプールを応援しているんだけど
「スアレス上手すぎてマジ腹立つよな(褒め言葉)」
という議題でリバプールファンと語り尽くしたい
今ならわかりあえる気がする
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
前半終了
バルセロナはワンチャンスを仕留めた印象で、リバプールに逆転の可能性は全然ありました。
後半開始
リバプールは中央に人数を増やすものの攻めあぐねる展開。
変に中から崩そうとしてるけど、サラーがサイドに開いてドリブルで剥がしていったほうが良さそうな気もするんだけどどうだろう
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
テアシュテーゲン、今のミルナーの強烈ミドルをキャッチとか。鬼かよ。デヘアに通ずるところがあるな……。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
75分メッシがゴール
スアレスのシュートがポストに当たったこぼれ球をメッシが沈めました。
2点目が重い
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
攻め切れない中で、バルセロナが勝負強く決めた印象です。
82分にメッシのスーパーゴール
https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1123693395451502593?s=20
セットプレーから完璧なゴールでした
リバプールどうこうっていうよりスアレスとメッシが凄すぎる
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
なんだろうな。僕はラッシュフォードはすごい選手だと思ってるし、ワールドクラスの選手になりえると思っているけど、
こういう決めるべきシーンで当然のように決められるかどうか、ゴール前の精度の部分が気が遠くなりそうなほどに差があるのかなと思う
スアレス、メッシ恐るべし
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
試合後
この試合展開で0-3とかサッカーってマジで難しいな
点差ほどの差が2チームにあったとは思わない
ただ
●リバプールの流れのうちに点を決められなった
●バルサのスアレス、メッシの得点を決める能力の高さが際立ったのかな。リバプールが悪くなかったが故に心折れるような敗戦
なんだよこれ……
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019
あまり考えたくないけど、こんなに強いリバプールが無冠の可能性があるって、この世の中は理不尽過ぎないか。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) May 1, 2019