内藤秀明
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今季のプレミアリーグは混戦だ。
優勝争いも、降格争いも、そしてチャンピオンズリーグ権獲得争いもだ。中でも特に激戦となっているのが、トッテナム、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドの4チームによる「3位、4位争い」だろう。
ではそれぞれの現状と、残り4試合の予想と最終順位を予想していく…。
3位:トッテナム
現在の勝ち点
67
現在の得失点差
29
残りの対戦相手
vsブライトン(ホーム)
vsウェストハム(ホーム)
vsボーンマス(アウェイ)
vsエヴァートン(ホーム)
けが人情報
ケイン(シーズン絶望)
シソコ(5月上旬まで)
ウィンクス(まもなく復帰)
オーリエ(まもなく復帰)
スパーズの真の敵は対戦相手ではなく…
スパーズのリーグ戦残り4試合、最大の敵は、対戦相手というよりも疲労だ。
初のチャンピオンズリーグベスト4に進出したこと自体は非常に喜ばしいが、それでなくとも夏・冬共に補強はゼロで、選手層が厚いわけではない。
3月に3週間試合間隔が空いたことでキャンプを行い、コンディション調整をしたとはいえ、特にチームの核であるクリスティアン・エリクセンは出ずっぱりで、今年の2月以降14試合連続でフル出場。いつ疲労がパフォーマンスに影響を及ぼしてもおかしくない状態だ。
ハリー・ケインの負傷の穴はソン・フンミンが埋めているが、エリクセンの代わりはいない。デンマーク代表のクラッキが欠場するなんて羽目になれば、スパーズの戦力は一気にダウンする。また彼だけでなく、過密日程で負傷者が増える、あるいはパフォーマンスを突然落とすリスクはどこのチームよりも内在しているのだ。
そういう意味では今スパーズが戦いたくないのでは、ハードワークをしないと勝てない相手。引いてブロックを作るタイプだ。その点スパーズは恵まれている。ブライトンもウェストハムもボーンマスも、ドン引きサッカーというよりは、原則ボールを保持しながら戦うことを志向する。唯一の怖いのがエバートンだろう。
できることなら、最初の3戦を全勝で乗り切り、エバートンには最悪負けても大丈夫な状態で試合に臨みたいところだ。
ちなみに最初の3戦、仮に一つくらい白星を逃しても十分CL圏内だ。
予想勝敗
3勝1敗
最終予想勝ち点
74
最終予想順位
3位
(続く)
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