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プレミアパブでは毎月一回、リバプールサポーターズクラブ日本支部代表の田丸由美子さんをお招きして
プレミアリーグ関連のフットボール英語授業を行ってもらっている。
12月の授業では、リバプールが劇的勝利を収めたマージ―サイドダービーで喜びのあまりピッチに入ってしまったユルゲン・クロップ、それに対する各チーム監督の見解を取り上げた。
その全貌は有料サポクラの加入者限定のウェブマガジンで紹介している。今回は一部内容を特別に無料公開する。
主催
【プロフィール】
ファンサイト「プレミアリーグパブ」代表
学生時代の2012年にイングランドでコーチングライセンスを取得し、プレミアに強いサッカーライターとしての活動も開始
現在はプレミアリーグパブのサイト運営、イベント企画・司会などをしつつ、複数のサッカーメディアに寄稿もしている
? 内藤秀明 (@nikutohide) 2018年11月30日
講師
リバプール・サポーターズクラブ日本支部代表
実践女子大学、日本大学商学部、英語講師
こんなトートバッグで授業に来た女子学生がいたので、「サッカー好きなの?」って聞いたら、このバッグはお兄ちゃんのだそうで、残念ながら「自分はサッカーは全然わからない」とのことでした?? バッグに描かれてるのが誰なのか説明してあげたら、「えー! 実在する人なんですかー!?」だって?? pic.twitter.com/hUJyBH03LU
? Yumiko Tamaru (@yumikotamaru) 2018年10月10日
【Catalyst】をサッカーの文脈で使用すると…?
今季のマージーサイドダービーの決勝ゴールのシーン、ピックフォードが中に弾いた場面での【back out】という表現は「外に出す」みたいなニュアンスな気がするんですけど、中に弾いているのに何で【back out】という表現を使うのでしょうか?
外に出そうとしたからだと思います。ですがミスによって中に入ってしまった。意図としては外だから【out】だと思います。
それから8.9ページに今朝のクロップのコメントがあるのですが、【Catalyst】という単語が出てきます。
前半は0-0、後半になってバーンリーが先に点を取ってリバプールがそのあと3点を取りました。前半が全然ダメだったので、ハーフタイムにクロップが戦術上の調整をしたことが、3-0での勝利の【Catalyst】になった。そう言っています。
【Catalyst】はもともと化学用語で「触媒」とかいう意味なのですが、ここでは「キッカケ」という感じの単語になります。
【Catalyst】は選手のプレースタイルにも使うみたいですね。サッカーのゲームでそういう能力があるんですけど、「得点のきっかけを作る人」「何かを起こす人」みたいなニュアンスでも使われています。
へぇ~~。もともとのニュアンスが「触媒」だから、「化学反応を起こす選手」みたいなニュアンスなんですかね!
(続く)
対談の全文の目次
クロップのセレブレーションに対する各監督の見解は…?
【Fine】は冠詞がつくかつかないかで意味が変わるので要注意
ピッチに侵入するクロップのセレブレーションには前例があった!?
ティエリ・アンリのスーパーゴール解説の英語について
「シュート」「タックル」はどう言い表す?
空気を送り込む【Pump】という動詞が、サッカーでは…
ペップ・グアルディオラの試合後コメント(vs. ワトフォード)
「You」をどう解釈するべきか
よく代名詞的に「●●人」という表現を
「ポジションミス」をどう表現する?
ロバートソンのマージーサイドダービー後のコメント
【convert(コンバート)】はポジションを変える意味だけではない
選手の発言の意訳方法とは
「different Everton」というワードから漂う、マージーサイドダービーの関係性
【Go】を「諦めない」と訳すことも、どういう時?
【We stay right on their tails】…直訳だと意味不明だがどう訳す?
「決勝点」を英国人はこう表現する
「ゴールに近づく」は【Goal】や【Shoot】を使わずに簡単に表現
【Catalyst(触媒)】をサッカーの文脈で使用すると…?
(約16000文字)
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