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プレミアリーグ第14節リバプール対エバートンの一戦が、今晩行われる。
そこで今回は、
過去の激戦をエバートンサポ目線で振り返る。
試合前の思い出
13−14シーズンはモイーズ監督がマンチェスター・ユナイテッドに移り、マルティネス監督新体制として臨んだシーズン。
不安と期待が混ざる中、チェルシーからローン移籍してきたルカクが大活躍。またバークリーなど他の若手も活躍を見せてくれて、エバートン新世代の始まりを感じさせ、順位を暫定5位につけた中でのマージーサイドダービー。
そのため2010-2011シーズン以来の勝利への期待が高まっていました。
ただ当時のリヴァプールも非常に調子が良かったかのように記憶しています。スアレスが化物っぷりを発揮しつつ、コウチーニョも猛威を奮っていたような。ただ、それでも今シーズンのエバートンなら…という期待感がありました。
スターティングメンバ―
エバートン
GK ハワード
DF コールマン、ジャギエルカ、ディスタン、べインズ
MF バリー、マッカーシー、バークリー
FW ピエナール、ルカク、ミララス
監督 マルティネス
リバプール
GK ミニョレ
DF G・ジョンソン、シュクルテル、アゲル、フラナガン
MF ルーカス・レイヴァ、アレン、ヘンダーソン、ジェラード、コウチーニョ
FW スアレス
監督 ロジャース
試合内容
しかし、試合開始すぐに先制点を許し、「あぁ、今年も難しいかな…」という展開に。
5分、コウチーニョの先制点。コーナーからスアレスの頭を経てボールはコウチーニョの下に。ダイレクトで叩いてゴール。(エバートン0-1リバプール)
ただその直後にミララスのゴール!
8分、ミララスの同点弾。べインズのFKからペナルティエリアでの競り合い、こぼれ球を蹴りこんだ。(エバートン1-1リバプール)
「おぉ!やっぱり今年のエバートンは違うな!」
と華麗に手のひら返しをしていたら、やっぱりスアレス…この試合は本当に情緒不安定でした。
19分、スアレスの勝ち越し弾。見事なFK。(エバートン1-2リバプール)
ミニョレに度々一対一を止められているものの、チャンスは次々と!
「これは、もしや!」
期待感がまた更に高まっていきます。
すると、71分、ルカクがやってくれました!同点弾!
ゴール前の混戦で逸れたクロスを蹴りこんだ(エバートン2-2リバプール)
ゴールラッシュで心も体も浮き立つ展開に。
後半も残すところ、あと10分ぐらい。
このままでは終わないだろうと予感しているところ、ルカクが逆転のゴールが決まります!
82分、ルカクの勝ち越し弾。ミララスのCKにニアで強烈なヘディングを合わせた
(エバートン3-2リバプール)
「決まった!これは!さすがに!」
全エバートンサポーターが、確信を抱いたはずです。
しかし、勝負は残酷なもので、終了間際にスタリッジの同点ゴール。89分、スターリッジの同点ヘッド。ジェラードのフリーキックにニアで合わせた。(エバートン3-3リバプール)
こんなにも勝つのは難しいのか。現実を見せられた試合でした。
最後に
最後までゴールを狙う姿勢には、この先のシーズンへの期待はあったものの、勝ちきれない…そこに対するがっかり感もありました。チャンピオンズリーグに出るには乗り越えないといけない壁なんだと。
今シーズンのエバートンには当時の期待感と同等のものがあります。マルコ・シウヴァ監督のサッカーは日に日に完成度を上げてきており、ここ数年で一番のクオリティの高さがあるのではないかと思っています。
エバートンの応援を始めて、早16年ほど。まだアンフィールドで勝つ姿を見たことはありません。初めての景色が見たい。見れるはず。楽しみです。