<ユナイテッドとリバプールが人気>タンザニア在住の日本人が現地のサッカー文化を語る

タンザニアに青年海外協力隊の一員として

現地で数学教育に奔走しつつ、

サッカー漬けの毎日を送っている日本人がいるのをご存じだろうか。

タンザニアってどんなところ?

タンザニア連合共和国(タンザニアれんごうきょうわこく)、通称タンザニアは、東アフリカに位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、マラウイ、モザンビークと国境を接し、タンガニーカ湖対岸にはコンゴ民主共和国があり、またインド洋に面する。1996年に立法府の議事堂が法律上の新首都ドドマに移転されたが、その他の政府官庁は旧首都ダルエスサラームにある。

東アフリカ大陸部のタンガニーカとインド洋島嶼部のザンジバルから構成され、ザンジバルは中央政府から強い自治権を確保したザンジバル革命政府によって統治されている。また、アフリカでも有数の大自然に恵まれ、文化的にもスワヒリ語を国語とし、アフリカ在来の言語が大きな役割を果たしている数少ない国家である。

wikipediaより)

そもそもタンザニアという国についてなじみの薄い人も多いだろう。

場所でいうと、赤道少し南に位置する国で、

年中海側は温暖な気候だそうだ。

そんな国に日本人が?

筆者の関西の大学時代のサッカー友達、岡川健太がそのタンザニアで暮らしている。

昼は基本的に教師としての仕事を全うしつつ、

業務後は週5の頻度でチームに加入し、草サッカーに興じているという。

そこで今回は、アフリカの、タンザニアのサッカー文化、プレミアリーグ文化は日本と違うのか

電話インタビューの内容をまとめた。

なお、筆者の内藤と、話者の岡川は、二人は同じサッカーサークルでボールを一緒に蹴っていた仲なので、かなりくだけた会話でお送りする。

ではどうぞ。

タンザニアのサッカー文化とは

――内藤

久しぶり~~。Facebookとか、ブログを見ている限り

タンザニアでもサッカー生活を楽しんでるみたいやね。

――岡川

ありがとう!めっちゃサッカーやってると。

週5くらいでボール蹴ってるし。

――内藤

もはやサッカー留学ってレベルやな(笑)

そっちの教育現場は、

先生が生徒を労働力としかとらえてなかったりするみたいで、

結構価値観の違いに苦しみつつ頑張ってるみたいやけど

それでもサッカーは楽しそうね。

結構プレーする人が全体的に多いの?

――岡川

本当に大変!(泣)

まあ、でもサッカーは楽しいね。

俺の肌感ではあるんやけど、

スポーツをする人、しない人の比率は日本とそんなに変わらないイメージ。

でも、その中で、日本だと野球、テニス、サッカー、バスケ、バレーボール…って色んなスポーツに分散しているイメージやけど、

タンザニアではほぼみんながサッカーかバスケ。

比率は2:1でサッカーが多いかな。

やから、サッカー人口は多いなあ。

そこら中に、網はない木の枠だけあるゴールらしきものがある広場があるし(笑)

――内藤

サッカーに特徴はあるん?

――岡川

やっぱり、黒人特有の、球際の強さは大きいで。

皆、手足が長いから

普通に半身でボールをキープしようとすると、

足が思わぬところで、足が伸びてくるから、簡単にはボールをキープできへん。

結果、こまめにボールを動かす癖がついたし、

いつどこから足が伸びてくるか考えないといけないから、

普段より頭を使うから、結構しんどいわ。

――内藤

たしかに、あの「伸びてくる」っていう感覚は、日本では感じにくいよな。

人気のポジションとかある?

――岡川

あ、それは日本と違うかも。

GKの人気がすごいね。

やっぱり、手足が長いから一対一で止めれる快感を味わえるからなんかな。

みんなやりたがる。

あとは、かなり以外なのがCB人気が強い。

――内藤

え?ストライカーとかじゃなくて、CB?

それはかなり意外!

――岡川

仮説なんやけど、やっぱりこっちの人たちって、ボールを一人一球持ってない。

やから、自然とドリブル練習とかじゃなくて、

プレーするのはゲーム形式になる。

やからみんなボールを触りたいから、ボールタッチ回数の多いCBをやりたがるのかもしれへん。

GKもロングキックを蹴る文化がなくて、最終ラインにつなぐ意識が強いから、なおさらCBのボールタッチ回数多いし。

実際、最終ラインに「サッカーが上手い」選手を置くことが多い。

技術的にも、サッカーIQ的にも。

――内藤

その発想は日本にはないなあ…。

――岡川

これは、関係あるかわからへんけど、

守備の場面でも、「ボールに攻撃する」ような

突っつくDFはうまいのに、体を当てるような接触プレーは嫌がる。

ボールに少しでも触りたいっていう欲求が守備にも表れてるんかな?とか思ったり。

――内藤

タンザニアお決まりのサッカーとか、戦い方で日本と違ったりする?

――岡川

基本的に4-2-3-1で戦うことが多くて、

割とシンプルなサッカーをすることが多いかな。

俺はボランチでのプレーが多いんやけど、

ボールを失うことを嫌うから、変に縦パスを狙って失うと、

ものすごい勢いで怒られる。

「無理せず後ろに戻せ」

って。

シンプルにつないで、2列目には瞬発力が強烈なタイプを置いて戦うイメージ。

守備では、「ディレイ」の概念は希薄なイメージ(笑)

割と突っ込んでボールを奪いにいく。

でも、手足長いし、どのタイミングで突っ込んで足を延ばせばボールに触れるのかの感覚がかなり優れてて、実際、結構それでとれちゃう。

まあ、突っ込みすぎて裏を狙われることも多いけど、

指導者がいないから怒られることもまあないし、

たくさん失敗して、そこのデュエルの感覚を学んでるような印象が強いかも。

サッカーを観る文化は?

――内藤

サッカー見る人は多い?

――岡川

多い多い!

――内藤

日本みたいに、サッカーをする派、みる派で、わかれているものなの?

――岡川

いや、そんなことはない。サッカーする人はサッカーも見るよ。

――内藤

どこのリーグが人気?

――岡川

プレミアかリーガエスパニョーラかな。

国内サッカーも強豪チームだけ人気やで。

――内藤

強豪チームだけが人気なん?地元のチームは?

――岡川

もちろん地元のチームも見ることはあるけど、

2強のチームくらいしか、テレビ放送がないねん。

結果として、その2強の人気が根強い。

もちろん地元のチームのサッカーをスタジアムで観ることもあるけどね。

ちなみに、基本的にはタンザニアでサッカーのテレビ放送を見る場合、有料になる。

ただ、衣食住の基本がかなり安いから、

農村部にいけばどうなるかわからへんけど、

都市部に関しては一家に一台テレビを持っていて

ほとんどの家が何等かの有料放送に加入しているイメ―ジ。

国内リーグはかなり安いパックで視聴することができるけど、

プレミアリーグは高い。

――内藤

どれくらいするものなの?

――岡川

タンザニアの通貨は「タンザニア・シリング(以後Tshと表記)」なんやけど、

教員の給料が一般的に結構高くて50万Tshくらい。

肉体労働系やと20~30万Tsh

1000Tshくらいでご飯を食べれるから、

数字の感覚は、東京の円の感覚とほぼ同じかもしれへん。

円換算にすると、もっと安いけどね。

(※1円≒20Tsh)

――内藤

プレミアリーグみるにはどれくらいするん?

――岡川

7万Tshくらい

――内藤

え、たっか!!!

――岡川

そう高い。

やから全ての家が契約できるわけではない。

でも、さっきも言ったけど、衣食住が安いから

日本人の感覚よりも、娯楽にお金をかけることはできるねん。

むしろ日本で家賃が数万する話をしたら

タンザニア人にはびっくりされたで(笑)

――内藤

そ~~~なんや~~~。

結構、契約してる人の家に集まったりするん?

――岡川

してるみたい。

俺は、学校がリーガとプレミアが見れるパックに加入してるから

いつも職員室で見てるかな(笑)

――内藤

ゆ、緩いな…そのへん。

――岡川

まあ、そのへんは文化の違いかもなあ。

あとは、飲食店にはほぼテレビがあって、

そこではいつもサッカーが流れてるかな。

欧州との時差は3時間やから、かなり欧州サッカー見やすいし。

――内藤

へ~~~、飲み屋で周りの仲良くなったりするん?

――岡川

なるなる。常連さんと仲良くなったりするで。

――内藤

いい、世界観やなあ。日本の飲食店でも常にサッカーが流れてたらなあ…。

――岡川

やから、こっちに来て、サッカーみる量が自然と増えたわ。

――内藤

人気のクラブは?

――岡川

リーガやと、レアル・マドリー、

プレミアリーグやと、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールが人気かな。

――内藤

おお、「強いチーム」が好きなんやな。王道で(笑)

――岡川

そうそう。それもあるけど、リバプールはモハメド・サラーの存在が大きい。同じアフリカ人として。

――内藤

えーーー!そこの一体感はあるんや!

地続きのアフリカと、島国の日本やと、感覚的に違ったりするんかな。

――岡川

かもしれへん。

いずれにしても、

「リバプールで誰が好き?」

って話題になると間違いなく

「サラー!!!」

って返ってくる。

――内藤

なるほどね。

――岡川

あとは、走るサッカーも国民的に好きなんかも。

やからクロップサッカーを楽しんでるイメージ。

――内藤

なるほどね~~~!

ユニフォーム来てる人多い?

――岡川

多い多い!

――内藤

本物?

――岡川

いや、偽物(笑)

――内藤

いくらくらい?

――岡川

偽物で、4万Tshくらい

――内藤

結構高いな…

――岡川

でも、ユニフォームを来ている人はほんまに多いよ。

こっちの人の私服って、デニムの上にシャツを着るか、サッカーのユニフォーム着るかが普通やから。

――内藤

なるほど。

――岡川

たまに、テレビの主演が普通に、サッカーのユニフォームを着てテレビに出てて

「権利的に大丈夫なん?」

って不安になるくらい

――内藤

そこまでユニフォームが定着してるのはすごいな。

ちなみに、応援するチームが決まるきっかけって何なんかな?

――岡川

いや~~~、そんな話したことないな。

ちょっと、これから聞いてみるわ。

――内藤

おお、ありがとう!

――岡川

他にも聞きたいことあったら、気軽に聞いて。

代わりにタンザニア人に聞いとく。

――内藤

ありがとう。また質問させてもらうわ。

今日はまたありがとう。

次はサポーターになるきっかけを聞かせてね~~。

――岡川

こちらこそ、ありがとう。

そのへんはインタビューしとくわ(笑)

――内藤

ありがとう~~~。

またよろしくお願いします。

 

(次回に続く…)



【了】

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内藤秀明

内藤秀明

1990年生まれ。大阪府出身。プレミアリーグ専門のサッカーライター。 1年間のイギリス留学中に、FAコーチングライセンスを取得。毎シーズン必ず渡英してプレミアを現地取材している。 ライターとして複数メディアに寄稿しつつ、プレミアサポ向けのイベントを開催。サッカー漫画が大好き。