プレミアリーグで最も成功したローン移籍14選

       
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佐藤 邦和

佐藤 邦和

リバプール大学のサッカー産業MBAを修了。本場のフットボールを見て、現場のフロントスタッフやサポーターと話をして、プレミアリーグの凄さに感銘を受けました。主に現地記事やフロントのこぼれ話を紹介していきたいと思います。

プレミアリーグには期限付き移籍というシステムがある。

改めて説明するまでもないかもしれないが、これは出場機会の少ない若手選手の実践経験を補うことや財政に余裕のないクラブが高額な移籍金を支払うリスクを避けつつ

有能な戦力を得られるシステムだ。



はじめに

そんなシステムを利用して成功した選手たちを英メディア「FourFourTwo」がセレクトした。

今回はその内容と背景を紹介する。

1. ダニエル・スターリッジ(チェルシー > ボルトン)

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チェルシーの積極的な補強によりポジション争いが激化したため

試合出場を求めて2011年にボルトンワンダラーズにレンタル移籍した。

オーウェン・コイル監督は彼の才能を高く評価し、

彼も12試合で8ゴールという結果で示した。

この活躍が認められ、チェルシーからリバプールに1200万ポンドで引き抜かれ、

今ではクラブと代表の両チームで重要な選手になっている。

2. クリストフ・デュガリー(ボルドー > バーミンガム)

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フランスW杯を優勝したメンバーだった彼は、

日韓W杯終了後2003年にボルドーからバーミンガムにレンタル移籍した。

ゴール数自体は多くはなかったが観衆を魅了するプレーを見せて、

特にシーズン最後の8試合で5勝を挙げる快進撃に貢献し、プレミアリーグ残留に貢献した。

3. ヘンリク・ラーション(ヘルシンボリ> マンチェスターU)

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セルティックをはじめ、各クラブで活躍したゴールスコアラーは2007年にマンチェスターUにレンタル移籍した。

ゴール数こそわずかに1つだったが、彼がチームにもたらしたものは計り知れないだろう。

実際、ファーガソンは

「彼のプロフェッショナリズムや態度などすべての振る舞いが偉大であった。」

と評価し、移籍期間延長を願い出ていたそうだ。

4. ロビー・キーン(インテル > リーズ)

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日本でもよく知られているこのアイリッシュストライカーは

2000年にコベントリー(英)から1300万ポンドで移籍したインテル(伊)に移籍したが、

ほとんど活躍することなく、シーズン途中の2001年にリーズにレンタル移籍で出された。

しかし馴染みのあったプレミアサッカーでは水を得た魚のように活躍し、14試合で9ゴールという結果を残した。

5. アムル・ザキ(アル・ザマレク>ウィガン)

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あまり知られていないかもしれないが、

2008年にエジプトのザマレクからウィガンにレンタル移籍した彼は、

当時世界最高のストライカーとFIFAの公式プレイヤーランキングで紹介されていた。

しかし代表からクラブに戻るのが遅れたため

当時の監督スティーヴ・ブルースからはプロ意識に欠けると批判された。

6. ロイク・レミー(QPR > ニューカッスル)

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2013年にQPRの降格によってニューカッスルにレンタル移籍したこのフランス人フォワードは、

14ゴールを挙げる活躍をみせ、チェルシーへの完全移籍を勝ち取った。

しかしチェルシーでは厳しい競争があり、3シーズンで試合出場はわずか37試合、ゴールも8つと振るわず、その後クリスタルパレスに移籍した。

7. ミケル・アルテタ(R. ソシエダ > エバートン)

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エバートンのCL出場権獲得のため当時の監督デイビッド・モイーズは、

アルテタの才能と将来の価値を既に見出しており、2005年にレンタルで彼を獲得した。

この期待に応える活躍で同年夏には完全移籍という形でエバートンと契約した。

その後エバートン、アーセナルでの活躍はご存知の通り。

8. ジョージ・ウェア(ACミラン > チェルシー)

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バロンドールも獲得したリベリアの怪人もチェルシーに移ったときには既に33歳でピークを過ぎていた。

しかしプレミアリーグデビュー戦でいきなりトットナム相手にゴールを決めてみせた。さらにFA杯優勝にも貢献した。

9. ロメル・ルカク(チェルシー > WBA)

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今シーズンからは赤い悪魔の最前線を張っており、

いまや世界屈指のストライカーとして君臨している彼も2012/13シーズンにチェルシーからWBAにレンタルで出されている。

しかし35試合17ゴールを決めてチームを8位にまで導いた。

このゴール数は同シーズンのチェルシー選手だれよりも多かった。

10. ライアン・バートランド(チェルシー > サウサンプトン)

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2014年シーズン開幕前に多くの主力が抜けたセインツは降格候補であったが、

この前評判を覆して7位で終えた。

これに貢献した一人がバートランドであった。

彼はルーク・ショーの抜けた穴を見事に埋める活躍を見せ、4年半契約でサウサンプトンに完全移籍した。

11. イヴァン・カンポ(Rマドリード > ボルトン)

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2002年に加入したカンポは優れた技術とユーティリティさを兼ね備え、

サム・アラダイス監督の緻密な戦術に対応し、DF・MFの複数ポジションで活躍した。

シーズン終了後はそのままボルトンに完全移籍した。

12. ユルゲン・クリンスマン(サンプドリア > トットナム)

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1994/95シーズンのトットナムでの活躍によりバイエルンに引き抜かれた稀代のドイツ人ストライカーは、

1997/18シーズンにレンタルという形で再び英国の地に戻ってきた。

そして15試合で9ゴールを挙げ、トットナムのプレミア残留に大きく貢献した。

13. スティーブン・コーカー(トットナム > スウォンジー)

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2009年にプロキャリアをスタートさせた彼はヨーヴィル、ブリストルとレンタル移籍したが、

2011/12シーズンにレンタル移籍したスウォンジーでの活躍により彼の市場評価は一気に上がった。

若干20歳であったが足元の技術もあり、ロジャーズの目指すポゼッションサッカーにおいて理想的であった。

14. ケビン・キャンベル(トラブゾンスポル > エバートン)

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ノッティンガムフォレストからトルコのクラブに移籍したが、

そこで差別発言を受けてすぐに英国にレンタルで戻ってきた彼だがエバートンのクラブ、サポーターは快く受け入れた。

この恩に報いるように8試合で9ゴールという結果を残し、チームをプレミア残留に導いた。またレンタル選手としては初めてプレミア月間最優秀選手に輝いた。



【了】

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