MiyajimaShin
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こんにちは!
突然ですが、僕は昨年の9月から今年の6月まで
約10カ月間イギリスのブライトンに留学していました。
形式上は大学の制度を使った交換留学です。
ただその内容は、サッカー留学でした!(もちろん勉強も…)
具体的には、”プレミア留学” です!
プレミアリーグ観戦が目当てです!
「サッカーの本場でプレーして自分のプレースキルを磨こう」とか「ヨーロッパで戦術眼を身に付けよう」というサッカー留学ではありません。
目標は、「イギリス人のプレミアサポと同じ生活をしたい!」です(笑)
若いうちに体験したかったんです。
その考えを下に、様々な経験をできました!
この記事ではこの” プレミア留学” での経験、感情を話していきたいと思います!
イギリス留学を考えている人の参考になればうれしいです!
プレミア留学の経緯
僕は小さい頃からチェルシーの熱烈なファンになりました。
ドイツワールドカップ開催間際でサッカーが盛り上がる中で海外のサッカーを見始め、たまたまその時強かったのがモウリーニョ率いるチェルシーだったという簡単な理由です。
その当時はサッカー選手になることが将来の夢でした。
小学校の卒業文集に書いた将来の夢は、「サッカー選手になってチェルシーでプレミア得点王になること」です(笑)
選手としての夢は諦めることになりましたが、
ファンとしてスタンフォードブリッジに行くことは諦めませんでした。
高校生になり進路を考えるようになった時、海外留学が卒業単位に必須な大学があることを知りました。
もう歓喜ですね!!!
“チェルシーを観ながら若いうちに英語を学べるなんて一石二鳥の機会…!逃すわけにはいかない…!!”
なんて思い猛勉強しました。
そしてチェルシー観戦を目標に努力を続けた結果、運よく希望の大学に合格できました。
というものの、入学してからは勉学で後れをとりました…
結果、希望していたロンドンの大学への交換留学の学内選考1人に選ばれず…
少し落胆気味で、志望の低かったブライトンの大学へ交換留学に行きました…
プレミア留学中にできたこと
第一希望ではなかったブライトン留学。
しかし色々な幸運も重なり、充実したものになりました!
まず良かったのはロンドンから電車で1時間という立地。
おかげでチェルシー観戦は難しくなく、たくさんの試合を観戦することができました!
ホームとアウェーを合わせてもチェルシーの20試合を観戦!
子供の時からの夢が叶いました…FAカップ決勝後は本当に涙が出てきた…
そんな歓喜から、スパーズにホームで負ける悔しさも観戦…
逆に泣きそう…
現地で観たチェルシーは、眠い目をこすりながらテレビの前で見るチェルシーとは段違いの迫力と雰囲気でした。より感情を揺さぶられる体験でした。
チェルシー自体は良いシーズンとは言えませんが、1シーズンを通してイギリスでチェルシーを応援できたことは一生の財産です。
また来ます!!!
それとチェルシーの選手と会えたのも嬉しかったです。
練習場待ちから試合後出待ちまで、憧れの選手たちを近くで見れるのは感激…
迷惑に思われてるかも知れませんが、笑顔でサインや写真に応じてくれた選手には感謝しかないです…
もう一つ良かったことは、ブライトンというクラブの素晴らしさ。
大学の寮のすぐ近くにスタジアムがある、しかも学割がきく良心的なチケット価格。
なにより地元の方で埋め尽くされるスタジアムは最高の雰囲気を作り出していました。
1番の思い出は昇格を決めたユナイテッド戦。
“選手とファンが一体になる”のを目撃した日でした。
チェルシー目当ての留学でしたが、ブライトンの試合を体感できたことは本当に良かったです。
サッカー関係でいうと、大学の体育会系部活でサッカーをすることができました。
ゴリゴリなイギリス人たちやコンゴ民主共和国U20代表(!?)がいて、プレーするのが本当に楽しかったです(笑)そこでたくさんのサッカー好きに会うことができました。
もちろん出来たことばかりではないです。
サウザンプトンまで行ったのにチケットが届かなかったり、チケット購入のポイントが足りずにCLのチェルシー対バルサ戦の現地観戦を逃したり、部活ではレギュラーを掴めず数試合しか出れませんでした…
それでも自分はサッカーを楽しむ上で最高の環境にいたと思います。
プレミアリーグが好きな中高生、大学生には声を大にしてイギリス留学をオススメしたいです!
プレミア留学で感じたこと
1番感じたことは、サッカーを通じて人と繋がれることです。
大半のチェルシーとブライトンのファンは、一人で観戦している僕の様なアジア人にもフレンドリーに接してくれました。
パブに行けば、同じチームを応援してるという理由で知らない人と仲良くもなれます。
パブでチェルシー戦の時にだけ集まる友達もできましたし、たまたま知り合った小さな会社のブライトンサポ社長に仕事を頂いたこともありました(笑)
遊びのサッカーに人数を増やすために呼んでもらって、そこで新しく友達ができることも多いです。
一緒に戦った部活のメンバーは本当に大切な仲間でした。
海外に一人で暮らすのは初めてで友達を作るのに苦労しましたが、
サッカーを通じて本当に多くの人と繋がることができました。
月並みな言い方だけど、これがサッカーが文化になっているということだと思います。
サッカーの魅力ってそこにありますし。
それを実感した留学でした。
どんな形であれ、“サッカーを通じて人と繋がれる場” が日本にもたくさんあるといいですね。