<現地サポ執筆>あなたがブライトンファンになるべき理由5個

       
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MiyajimaShin

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チェルシーを求めてイギリス留学のできる大学に進学。いろいろあってロンドンではなくブライトンにたどり着くが、そこでブライトンの良さを体感。週末は電車で1時間のスタンフォード・ブリッジへ、空いてる日には歩いて15分のアメックススタジアムへ足を運ぶ。

あなたはブライトンというクラブについてどれくらいご存知だろうか?

ブライトンは、今シーズンからプレミアリーグに昇格したイギリス南海岸の都市のクラブだ。

イギリス国内では、リゾート地としても有名である。

はじめに

日本人にとっては、昨年夏に当時ヘルタ・ベルリンに所属していた原口元気選手の移籍先候補に挙がったクラブとして知っている人も多いかもしれない。

プレミアリーグ好きなら、ひいきのチームが対戦するのを見たことがあるだろう。

しかしブライトンには、スター選手がいるわけではなく、日本での知名度や注目度はかなり低い。

実際に現在このブライトンに住む筆者も、恥ずかしながら日本にいる時のクラブに関する知識は皆無だった。

しかし、この地に住んでから、クラブの魅力に見事、引き込まれてしまった…!

(元々チェルシー目当てでイギリスに乗り込んだにも関わらず)

現地の温かいファン、チームを町全体でサポートする雰囲気、そして歩いて15分のスタジアムに足を運ぶことで、ブライトンの良さに気付いた。誠勝手ながら、この感動をもっと日本人の方に広めたい!そこで、この場を借りて、現地で感じるフットボールクラブ “ブライトン”の魅力を紹介!

フットボール、プレミアリーグが好きな皆さんが、よりブライトンに引き込まれると幸いです。

①エンブレムがかわいい

Embed from Getty Images

ブライトンの愛称は“シーガルズ”。

英語でカモメという意味。文字どおり、エンブレムはシンプルにカモメだ。

というのも、町を歩くとカモメが多い!

ハトよりもカラスよりも、カモメが町を飛び回ってる!

ある意味、このかわいいカモメは、ブライトンの町のシンボルとなっている。

②25年を経て待望のプレミアリーグ

ブライトンにとっては、今シーズンがクラブ史上初めてのプレミアリーグだ。

(プレミアリーグ発足前の1979-80シーズンから4シーズンは1部在籍)

ここまでたどり着くのには、様々な困難があった。

プレミア設立当初は2部に所属してしたが、財政難の時期には4部降格を経験。2000年代始めから息を吹き返し、2部にまで昇格する。しかしその後は勢いに乗ってプレミアにたどり着くでもなく、2部と3部を行き来していた。

そんなするエレベータークラブが、2011-2012シーズンを境に2部に定着。そこから2016-2017シーズンまでに3度の昇格プレーオフを経験するまで地力をつけるものの、プレミア昇格の夢はがうことはなかった。

そして2016-2017シーズン、現監督のクリス・ヒュートンに率いられたブライトンは、チャンピオンシップを2位でフィニッシュ!

クラブ史上初の、プレミアリーグ参戦を実現した。

4部時代の悲しみと進歩、25年という年月の重みを考えると、現在プレミアリーグにいることの意味はとてつもなく大きい。

(つい感情移入してしまう…!!!)

③アメックススタジアム


ブライトンのホームスタジアムが、このアメックススタジアムだ。

ここには、フットボールを間近で感じられる雰囲気が存在する

スタジアムのアクセスは抜群に良い。

中心街から電車で約10分、バスで約30分と良心的な近さだ。そして2011年に建設された新しいスタジアムは、清潔感に溢れる。

さらに何より観客席からピッチが近い!

これはほぼすべてのプレミアのスタジアムに共通する特徴かもしれないが、アメックススタジアムの4万人収容と小さめの楕円型スタジアムという特徴は、どの席から観戦しても圧倒的な臨場感を与えてくれる。

アメックススタジアムには観光客はあまり来ないので、試合に来る人のほとんどが地元のファンだ。特にブライトンは、プレミアリーグの中でもコミュニティークラブとして有名のようで、試合の日には親子連れで観戦するファンが多くみられる。

そんなスタジアムは、プレミアリーグの試合の日には常に満席!地元クラブを愛する老若男女が一体となって作り上げるスタジアムの雰囲気は圧巻だ。

チケット代も安いので、プレミアの雰囲気を間近に感じたい人にはオススメ!

ちなみにスタジアムで販売されているミートパイは絶品。地元で賞をもらったこともあり、スタジアムで働く友人いわく、プレミア No.1のスタグルだ!

④スターはいないが、実力のある選手たちが闘う姿勢を示す

スター選手がいるわけではないが、実力者は揃っている

エースストライカーのグレン・マレーはゴールを量産し、相棒のパスカル・グロスは前線を動き回って攻撃の中心になっている。

日本とW杯で対戦するコロンビア代表のホセ・イスキエルドの俊足は目を見張るものがある。

CBのレギュラー2人は体を張って攻撃を食い止める。シェイン・ダフィーは安定感を見せるし、ルイス・ダンクはイングランド代表に呼ばれるべきほどのパフォーマンスを披露している。

ティム・クルルを抑えて試合に出るGK、マシュー・ライアンは強面だが子供のファンには優しい。

3月に行われたアーセナル戦での勝利は、そんなブライトンの良さがでた一戦だとも言える。2点リードから1点差に詰め寄られるが、全員が高い集中力で耐えしのぎ、アーセナル相手に勝利を飾った。

ブライトンのサッカーはマンチェスター・シティのように華麗なパスワークを披露しているわけではない。ただし全員がハードワークを厭わないサッカーは観ていて気分がいい。ファーガソン時代のユナイテッドに似ているかもしれない。

ブライトンの試合を見れば、彼らが闘う姿に惹かれるはず…!

⑤温かいサポーター

スタジアムにいるブライトンのファンは温かい。

選手がどんなプレーをしても、罵声を浴びせる人が少ない。ほぼいないと言ってもいい。筆者はスタジアムの色々なセクションで観戦したが、ゴール裏ですら、選手に対するFワードは聞こえない(審判に対しては例外)。

スタンフォード・ブリッジではよく聞く悪態が、アメックススタジアムでは耳にすることは滅多にない。

もし選手が酷いプレーをしたとしても励ましのエールを送る。チームが負けたとしても拍手を送る。そんな温かさがブライトンにはある。

現地の友人にこのことを聞いたところ、
「自分達がチャレンジャーなのを理解してる。それに町全体でプレミアリーグを楽しみたいから、選手にはポジティブで励ますんだ。」と言う。

実際、町でクラブをサポートしようとする姿勢は感じる地元のパブには、ブライトンの旗を掲げる店が多い。
町の有名な通りにある家の外壁には愛が深すぎるからか、キャプテンのブルーノ・サルトール・グラウの大きな壁画がある。

観光でブライトンを訪れた時はぜひ訪れて欲しい。

おまけ

とかなんとか言いながら、

熱さも、ある。

特にクリスタル・パレスとのダービーマッチは熾烈だ。国道M23で両チームが結ばれているので、M23ダービーと呼ばれている。

歴史的に因縁のあるライバル関係で、過去にはPKが1試合で5回出たこともあったそう。今シーズンは初めて両者がプレミアリーグで対戦することになった。

筆者は観戦に行ったが、試合後に顔面血だらけのパレスファンに遭遇…。ファンの小競り合いが多いダービーとして有名らしい…。

こんな温かくて熱いファンを見れば、ブライトンの魅力に気づくはず!



【了】

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