プレミアパブ編集部
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2019年9月13日に、エルゴラッソから欧州サッカー選手名鑑が発売されます。
この名鑑内には、蹴球思想家のLeo the footballと、プレミアパブ代表の内藤秀明の対談記事が収録されています。
本記事では、名鑑内に掲載しきれなかったこぼれ話を掲載しています。
「名鑑こぼれ話」の過去記事を閲覧したい場合は【こちら】
エルゴラッソから発売の選手名鑑
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ウルブズ戦は有利のはずだったが…
バーンリーとかクリスタルパレスみたいなひいて守るチームとの対戦、今季のユナイテッドは間違いなく苦しむでしょうね。実際、既にパレスには負けています。
あと勝ち点を落とした試合でいうと、ウルブズは本当にお見事でした。
ウルブスは今季はじめてヨーロッパリーグに挑戦するじゃないですか。
これまで、ミラクルレスターの翌年のCL挑戦や、去年のバーンリーのEL挑戦など、ヨーロッパのカップ戦に突然参戦したチームはことごとくコンディションを落として、序盤は勝ち点も落とすんですよね。そういう意味では、8月にウルブズのアウェーで当たったラッキーだなって思っていたんですよ。
勝てる可能性は大幅に上がったはずでした。
実際、開幕戦のエヴァートン戦など、カウンターの人数は去年ほどではなかったんです。でも、前半はある程度捨てて人数かけてハイプレスせず、引いて守って、後半から勝負かけたようでした。
状況に応じて、90分の中でもゲームプランをきちんと立てて器用に試合をコントロールする戦い方は、まだまだイングランドでは珍しいのでシンプルに凄いと思いましたね。
そしてそんなウルブズを相手にユナイテッドは引き分けて、まんまと、勝ち点を落としてしまいました。
マルシャルとマクトミネイの課題とは
マルシャルにはオフザボールの動きを指導できないもでしょうか?
オフザボールの動きの意識は、まだ足りないんですけど、ほんの少しですが成長もしています。
もちろん、まだ完璧ではないですよ。ダニエル・ジェームズがボールを持っている時に、縦のスペースに走りこんでしまうシーンとかが散見しますね。ジェームズのスピードを生かすには、縦のスペースは残してあげるべきですからね。
でも、組織の中で上手く機能し始めた印象です。奈良クラブGMの林舞輝さんとかと、ユナイテッドの開幕戦を一緒に見ていたんですけど、
「縦パス当てる、落とす、それを誰かが追い越していく」
みたいなルールで、ロングカウンターを作るプレーをしていた印象で、その縦パスを落とすプレーは主にマルシャルが担当していました。
判断でいうと、個人的にはマクトミネイは成長していますが、もうひと伸び欲しいなとも思います。
マクトミネイに献身性は感じますが、切り替えの局面でのパスコースの切り方やサイドバック裏のケアなど、主に判断の面で改善の必要性が感じられるポイントが多いです。
マティッチがそのあたりのプレーを完璧にできるので、先輩から学んで欲しいところですよね。
体格が良いので体を当ててボールを奪えるのは素晴らしいです。
ただ現状、攻撃面の貢献度がほぼないこともあり、カテゴリーは「守備的MF」なのですが、守備的MFなら守備面は完璧にプレーして欲しいところですね。
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