プレミアパブ編集部
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プレミアリーグ第31節アーセナル対ニューカッスルの一戦は
2-0でガナーズが勝利。
これでアーセナルはホーム10連勝だ。
書き手のTwitter
「プレミアパブ」代表
12年にイングランドでコーチングライセンスを取得し、プレミアに強いライターとしての活動も開始
現在はプレミアパブのサイト運営、イベント企画・司会、コラム執筆などをしつつ複数のサッカーメディアに寄稿もしている
19年1月に初となる著書を上梓
https://t.co/UyVRdgQ4u9— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) January 31, 2019
雑感
ニューカッスルは攻撃の怖さはそこまでないものの
5-4の9人で低い位置にブロックを作って、スペースを全然作らない戦い方が得意なので
早めの時間帯に1点目をとれるかが勝負。
そういう意味では30分に自分でチャンスを作って自分で先制点をこじあげたラムジーこそがこの試合のマンオブザマッチにふさわしいのかもしれない。
また2点目を奪えず怪しい展開になりかけたが、ワンチャンスを逃さなかったラカゼットの83分のループシュートもお見事だった。
このイベント、アーセナルの今季初3位進出おめでとうの会も兼ねますかね?笹木さん!(笑) @sasakikaori13
<4月6日(土)@新宿ハイバリー>「笹旅」報告会を緊急開催!https://t.co/Ng3T9mQQTS
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
試合詳細
試合前
アーセナルが今季初の3位に上がれるか。
ベニテスがサプライズを起こしてくれるのか。
個人的には注目の一戦。 pic.twitter.com/PZ1Ib3g7Z5
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
アーセナルvsニューカッスル注目ポイント1
●アーセナルのシステム。多分3バックだとは思うが、コラシナツウイングの4バックは見たくない。過去に見た時は機能していなかったので
●ニューカッスルの「トランスファーレコード」アルミオンがアーセナルを相手にどの程度存在感を発揮できるのか
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
アーセナルvsニューカッスル注目ポイント2
●エジルは運動量が豊富なリッチーと同サイドにいる。守備的なタスクをどの程度頑張るのか
●シェルビーではなくハイデンがスタメンでどう変わるの?
●ロンドンvsソクラティスのフィジカルバトル
●安定感のあるニューカッスルの3バックをこじ開ける術
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
アーセナルvsニューカッスル注目ポイント3
●ニューカッスルは、どのようにカウンターを成立させるのか。アルミロンはスピード系だけど、そこに頼り切りなのか。あるいはイェドリンやリッチーなど後方の推進力も有効活用するのか。
●いずれにせよロングカウンターの起点シェルビーはいない
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
あとはラムジー&グエンドージのコンビで中盤のフィルターになれるのかどうかも注目ポイントかな。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
個人的には、アーセナルが保持するものの、ニューカッスルがミラーゲームできっちり守る、よく言えばしまった展開になるはず(悪く言えば4時起きにはきつい、眠たい試合)。
逆に試合序盤からゲームが動いたとすれば、そこの原因は突き詰めたいところ。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
前半開始
●アーセナルは3バック
●エジルのフリーロールがきいてる。前プレをうまく剥がしてるし、崩しの局面でもよい。
●アルミオンのテクニックがカウンターの起点か。ただ前プレではコースが甘くて穴になるシーンも。
●ニューカッスルはやっぱりカウンターをどう発動させるかに頭を悩ませてる印象
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●アーセナルがリスクを犯して攻めに言ってる立ち上がり
●ナイルズが中に入りたがるな。これを良しとするか悪しとするかは保留
●CBからボランチへの縦パスをディアメがカットしかける。ここからのカウンターはありそう
●ボールを持たれるより単純なロングフィードのほうが怖いなアーセナルCB
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●ラムジーのロングフィードを目測を誤ったルジューヌが跳ね返せず。あれこんなイージーなミスするタイプだったかな。
●ルジューヌのミスから生まれたCKからゴールが生まれたように思われたが、ゴールは取り消し。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●ナイルズの中に入りたがる癖から危ない場面が。エジルは後ろのスペースまで埋めに行くタイプではないので、中でボールを失った後そこをアルミロンのドリブル突破で突かれかけた。
●ムスタフィ&ソクラティスはボールを持つと不安になる。さっきもムスタフィからナイルズに厳しいパスを送る場面も。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●ニューカッスルが「ボールを相手に持たせる」という形で試合を支配する展開に。5-4のブロックでスペースをきっり埋めている。
●ナイルズが上がった状態でカウンターが始まった場合、ムスタフィvsアルミロンのミスマッチがまずいな。ここがマッチアップする場面は要注目。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●アルミロンがムスタフィがボールを持った時だけ露骨に狙いにいってる
●ニューカッスルはドリブル突破からのカウンターがやっぱり起こりそうな雰囲気が
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●アーセナルの攻撃的なアプローチは正しい。エジルが動き回り局所的に数的優位を作り、そこを起点に崩し切る。ニューカッスルには、それを辛抱強く続けるしかない
●アプローチは正しいのであとは、ダイレクトパスの連続をどれだけ多く作れるか。2列目3連目が追い越して錯乱できるか。リスキーだけど
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
●とか言った直後にゴールが。ラムジーのダイレクトプレーが起点となった。こういう「錯乱」を起こせるのがラムジーのいいところであり、ニューカッスル戦で先発起用された理由なのだろう。
●相方本来トレイラにしたいところだったけど……!
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
(補足)
グエンドージの縦パスをラムジーがフリックすることで、ラカゼットが前を向いてボックス内に侵入。
ドリブルは相手DFの足に当たるものの、こぼれ球をチャンスクリエイトしたラムジー自身がファーに流し込んだ。
●アーセナルがイウォビのフリックを起点に流れるようなパスワークでニューカッスルのゴールに迫ったけど、リッチー神ブロックでクリア……。
●ここで決まっていれば……とアーセナルは航海後悔しないためにも、早く2点目を決めたい。まだまだ気を抜けない試合展開だ。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
後半開始
●リッチー!今のカウンターは仕留めないと!オープンな展開でムスタフィと1対1なんだから…。
●ナイルズ負傷はマジできっついぞアーセナル…。
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
ラカゼットとオーバメヤンが二人で崩した。オーバメヤンの落としと、ラカゼットのフィニッシュはお見事。
ラカゼットの浮き球はわざとかどうかは怪しいけどw
— 内藤秀明@パブ本1/30発売! (@nikutohide) April 1, 2019
(補足)
グエンドジの縦パスをラカゼットがダイレクトで浮き球に(この浮き球自体はわざとなのかミスなのかは怪しいところ)
そのボールをオーバメヤンが競り勝つとボールはCBラッセルズの背後に絶妙に落ちる。
GKドゥブラフカが抜群のタイミングで飛び出してくるものの、ボールを先に触ったのはラカゼット。
GKの頭をこすダイレクトのループシュートでネットを揺らした
まとめ
ニューカッスルはカウンターは結果的にはどれも単発でピンチにはならなかったものの、長く1点差が続けば事故が起こりかねない。
個の力でゴールまで持っていくタレントはニューカッスルにもいるのだ。
そういう意味では2点目とった瞬間一気に楽になったが、それまでは非常にギリギリの戦いだった。