プレミアパブ編集部
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プレミアリーグ第21節ニューカッスルユナイテッドvsマンチェスターユナイテッドの一戦は
0-2でアウェイチームが勝利。
これにてスールシャール政権は就任後4連勝となった。
書き手
【プロフィール】
ファンサイト「プレミアリーグパブ」代表
学生時代の2012年にイングランドでコーチングライセンスを取得し、プレミアに強いサッカーライターとしての活動も開始
現在はプレミアリーグパブのサイト運営、イベント企画・司会などをしつつ、複数のサッカーメディアに寄稿もしている
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 30, 2018
試合雑感
ユナイテッド気になる部分
コンパクトな守備で守るニューカッスルを崩し切れるのかという部分が焦点のうちの一つだったが、最終的には崩し切れなかったといっていいだろう。
1点目はセットプレーで、2点目は点が決まったがゆえのオープンな展開におけるカウンターだった。
ニューカッスルが守備に重きを置いている時間もチャンスは確かに作っていた。決まらなかったのは確立の問題だったようにも感じる。
ただ、まだそこまでの練度はまだなく勢いでここまで来ている部分も否定できない。
またやはりジョーンズの足元やリンデロフの対人戦は怪しかった。またバレンシアのコンディションは低くまだトップレベルでは使えなさそうなのも現時点ではマイナスだ。
ユナイテッドのポジティブな部分
一方でユナイテッドに関して、ポジティブな部分は当然勝ち続けていること。これ以上にいい薬はない。
そしに試合を重ねるごとに個々が色んな可能性を見せていることだ。
ポグバは様々なテクニックで相手の裏を突くプレーを連発させ、ラッシュフォードもドリブル突破やセットプレーでの怖さを見せた。
マルシャルも今までの動きのなさが嘘だったかのように、様々な動きを見せて、エレーラも起点となる縦パスを通した。
これらはどれもモウリーニョ末期では見られなかったものだ。
組織としてのち密さはさておき、個々がこれだけ気持ちよく様々なプレーをできるのであれば相手としても対策はとりにくい。
またスールシャールの采配が問われる展開になったが、
まさかの交代選手のルカクがファーストタッチでゴールを決めて、サンチェスもアシストを決めた。
思わず「持っている」とツイートしてしまったが、ひとつスールシャールは監督としての才覚を見せた。
「交代策が当たる」
という。やっぱり途中出場で結果を残していたタイプの選手だったからこその感性なのか、何かロジカルなものなのか。
それが再現性があるものなのか、外から見ているだけではわからないので、今後も要注目ではあるが、監督としてソリッドな守備で攻撃を封殺するニューカッスル戦という難しい試合を乗り切ったのもポジティブだ。
ここまで出来過ぎな4連勝を飾っているが、焦点となるのは来週末のスパーズ戦。(今週末にもFAカップのレディング戦があるが)
ここで勝てれば本当にTOP4も見えてくるし、ユナイテッドとしては非常に大きな一戦になる。
試合詳細
この試合、アツのところが怖いな。わかりやすくリンデロフも苦手なタイプだろうし、どう抑えるかが肝。ここ4試合の中で最もユナイテッドの最終ラインの怪しさが出る試合になっているな。やっぱりベニテスのチームは怖い。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
ロンドンの対人戦の強さもジョーンズとリンデロフは試されるな。多分そのあたりの脆さは存在するから、それが出ないように攻められる時間を減らせるかがカギに。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
アツはなんていうかシュートまでは完璧なんだけど、強いキックをトップスピードでミートさせるのはそこまで得意ではないんだろうな。でも今後の伸びしろも考えると本当に面白い選手だなあ。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・ラッシュフォードvsラッセルズ、ここまではラッセルズの勝利。ただPKにならないかひやひや感あるけど、ラッシュフォードのスピードにもついていけてるし、いいCB。
・むしろ他のCBのほうが怪しいのでラッシュはちょっと違うところ狙ったほうがいい気も?
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・ラッセルズいい意味で激しくいけてたけど、イエローもらったの、さてどうなるか。
・ぶつかり合いが多くて怪我しないか怖いけど、このバチバチ感こそプレミアだからなあ。
・シェアがトップスピードのマルシャルに体をあてるいい対応。あれ勇気もいると思うけどな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・ユナイテッドもちろん沢山変わったんだけど、強い縦パスを当てることはかなりスールシャールに言われてるんじゃないかなあ。その他は即興だろうけど、そこはチームとしての意識を感じる。
・素晴らしい守備を披露するニューカッスルを崩してこそ。さーてユナイテッドどうなる?
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・マルシャル左足で高い精度のアーリークロス。こんなのもできたんだ。
・ラッシュフォードが縦パスをおさめたりターンしたり。そんなこと出来たんだという驚き満載。
・ロンドンとリンデロフの競り合い。まあ押されてるのだけれど、とはいえ少しここは怖い。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・エレーラ素晴らしい、ディアメのカウンターに食いつかずディレイを選択。そうそうディアメはスペース消されるほうが選択肢減る選手だからその対応が正しい。逆にかわすのは得意な選手だからね
・さてこのままスコアレスで後半を迎えた場合スールシャールには何ができるのか。監督として試される試合
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・ショーって足が短い?だからなんか独特な間合いのキックになったり、球際の強さにもつながっている気がするのだが、はて。
・バレンシアの存在感が希薄なのが気になる。体も若干太いし体重そうな印象。そこの攻め上がりがれば選択肢増えるのだけれど。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・ディアメ、中盤のフィルターとして効いているので、ここでの離脱は痛いな。
・シェルビーが出てきてもフィード能力は抜群なので、それはそれで怖いけど、この展開ならディアメがいるほうがユナイテッド的には嫌だな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
余談ですけど、本日のDAZNのユナイテッドvsニューカッスルの一戦で解説しているのは、プレミアパブのイベントにも出てくださった清水さん(@kaizokuhide )ですね!
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
本来的には欠かせない選手ですもんね。シェルヴィー…!理想はヘイデンではなく、ディアメ&シェルヴィーですもんね〜〜!! https://t.co/2ynok273bN
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・スールシャールの采配ずばり。さすが!持ってる人だ!スールシャールらしい采配成功。
・ドゥブラフカ…今のはマジで難しい。本当に足元にバウンドする球だったもんな…。
・そしてそれを蹴ったラッシュフォードも素晴らしい。個の人は速いだけでなくてこのキックがあるからこその期待の大きさ
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
いやいやシェルヴィー。今のはは普通に一発レッドだぞ。足裏…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019
・サンチェス、縦パスが収まらなさすぎ。コンディション悪いんだけど、ゴール前でのアイディアはあるし落ち着いている選手なので冷静にアシスト。あれ、これまた交代選手か。
・ポグバ…。さっきのシェルビーへのタックルは完全に報復だったな…。というか集中力が切れてきてる感じもするな…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) January 2, 2019