マンチェスター・ユナイテッドサポの、ポール・ポグバに対する思いを代弁しようと思う。

       
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プレミアパブ編集部

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プレミアリーグ第2節マンチェスター・ユナイテッド対サウサンプトンの一戦は、2-0でホームチームが勝利をおさめた。

え、スゲェ。反則かよ…ポグバ

28時キックオフ。全ユナイテッドファンが、眠い目をこすりながら、スポナビライブ(孫正義の罠)の小さい画面…
あるいは、悪い子たちは、sopcas…ゴホンゴホン…に噛り付いていてそう思ったはずだ。
中央では、体が強く奪われないし、すげーサイドチェンジするし。どんどん、ボックスに飛び込んで行って、決定機に絡んでくるし、コーナーキックで惜しいヘッドを放つし。なにこれ?反則なの?
サイドに開いてもボディフェイクだけで、相手かわして縦に突破するし、低い位置で相手ボール確実のシーンでも強引に繋いでマイボールにしちゃうし。
運動量多くて守備さぼらないし。なんなのこの金髪の191cm。感化されてフェライニまで良くなってるし(多分関係ない)。
繰り返すけど、
「え、スゲェ。反則かよ」
と、全ユナイテッドサポが感じたはず。
おーい、みんな!代弁しておいたよ!(お前誰だよ

ポグバが入って昨季から内容も激変

昨年までの嫌というほど感じさせられた、ボールが前に進まないフラストレーションは何だったのか。昨年の苦しみが一周回って、馬鹿らしく、笑うくらい。それくらい、ポグバっていい選手だった。
チームとしてはまだ機能していないけど、ポグバ、イブラヒモビッチ、ルーニー、マルシャル。個の力だけで、なんとかなっている。
久しぶりに、ルーニー、テベス、ギグス、ロナウドがいた頃の世界最高峰の個の力が混ざり、高め合い、相手に襲いかかる本当に怖い攻撃の片鱗を感じた。今季のユナイテッドは、本当に面白くなる。
大量補強に首をかしげる人もいるし、かけたコストに対しては今後継続的に活躍することで回収していく必要があるけど。
「多分、できんじゃねーの」
そう、思わせる予感を感じる試合でもありました。
実際、英メディアも理屈抜きに盛り上がっております。
デイリー・ミラー紙の書き出しでは、

It’s been missing since Cristiano Ronaldo left and a long time coming – but last night Old Trafford finally saw the return of the WOW Factor.
(クリスティアーノ・ロナウドの移籍と共に、失っていた大切なものをようやく取り戻した。昨晩のオールド・トラッフォードでは、確かに驚きや感動で腰を浮かすようやプレーが見られたのだ。)

情報源: Paul Pogba and Zlatan Ibrahimovic leave Manchester United fans basking in superstars’ glow – Steve Bates – Mirror Online
と、STEVE BATES記者も興奮を隠しきれない。
いずれにしても大きく期待が膨らむ一戦だった。

他メディアも選手も大満足


ガーディアン紙の記者も手応えを感じていた模様。


ダヴィド・デヘアも、
「スタジアム全体が盛り上がっていたね。最高の雰囲気だった。素晴らしい勝利。続けていきたいね」
と大満足。


辛口のギャリー・リネカーもこの日ばかりは
「手堅いスタートを切った。実にモウリーニョらしい」
と、感心している風のコメント。もっと褒めてもええと思うで?
あと、なにより


戦力外通告を受け、ベンチ外にもかかわらず、バスティアン・シュバインシュタイガーはスタジアムで観戦。しかも、、、
(試合前)
「今季、初のオールドトラッフォードだ。皆頑張れよ!」
(試合後)
「勝利に値する試合をした。おめでとうみんな!」
と、「いいやつ過ぎるぞお前」と泣きそうになるコメントを残した。本当に、人間ができてるんだなぁ。シュバイニー。立つ鳥跡を濁さずとはこのことか。

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【了】

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