プレミアパブ編集部
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プレミアリーグ第12節、
チェルシー対エバートンの一戦は0-0のスコアレスドロー
本記事では試合中に起こった印象的な出来事をまとめた。
書き手
<プロフィール>
1990年生まれ。大阪府出身。新卒でリクルートに入社。2年間勤務後に独立して「プレミアリーグパブ」代表に。
学生時代に1年イギリスに留学。コーチングライセンスを取得し、プレミアに強いサッカーライターとしての活動も開始。ほぼ毎シーズン渡英してプレミアを現地取材している
— 内藤秀明 (@nikutohide) June 27, 2018
試合内容
・シグルソンとリシャルリソンで露骨なほどにジョルジーニョをマーク。
・モラタの復調で裏一発という選択肢も出てきた。
・FKからルイスとアロンソの間にクロスを送り込まれて怪しい雰囲気に。ここはできるだけ突かれないようにしたいところ。逆にエバートンとしてはガンガンつきたい。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・アンドレ・ゴメス、ゲイエとのコンビで使うのはありだな。他の選手よりは展開力あるし、パスのメッセージ性が強いので、受け手はプレーしやすそう
・コールマンの職人芸的な右サイドの攻め上がりは英国サッカー遺産として登録したい
・ベルナルジ、万能だな。仕掛けれて、さばけて、ミドルもいい
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・アザールに対してコールマンが厳しくマーク。ここのマッチアップは非常に面白い
・臭いところにも、平然とボールをつける冷静さは最高にルイスだ
・モラタに縦パスを当てて、アザールがワンツーを狙いにいったが、モラタのパスがミス。微妙にあってない。その後もサイドチェンジミス。気になる…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・モラタ左足でもダイレクトで落とせるのか。この器用さはいいな。でもその後もち過ぎてロスト。ジルーがポストうますぎるだけに比較されてかわいそうだな
・かなりサイドに開いた位置だったからか、インステップで勢いのあるクロスをいとも簡単に送るアロンソ。人よりもコース重視な嫌なボールだった
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・キーン、微妙にコールマンへのパスがずれた。ちゃんと見れずに出しているというか、ボールを持っている時の視野が広くないのかな。
・ケパ、足元うますぎ、微妙に視線外しながら体が違うほう向きながら、パス出すとか…。フィールドでもできない選手いるぞ…。何・ジョーンズとまでは言わないけど。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・ウォルコットの守備意識も守備時のポジショニングもアーセナル時に比べると格段に向上しているな。
・ジョルジーニョからボールをかっさらうなんて、やるなシグルドソン。
・ディーニュのキック精度滅茶苦茶高いな。ポスト・ベインズ。
・ゴメスのベルナルジをサポートする位置取りがいい。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・シグルドソンはこういう守備的な戦い方をすると、滅法輝くな。守備での位置取りが抜群というか。アイスランド代表の血が騒ぐのか?笑
・ゴメスは、パスのアイディア自体は無難なんだけど、本当にいい位置に顔を出すし、視野も広いから、チームの潤滑油として既にものすごく機能している。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・時間がたつにつれ、モラタが消えていった…。非常にインテンシティの高い守備だし、顔の出し方は難しい…。でも、この展開ならジルーのほうがいいな。
・個人的にはこういう均衡した試合でこそ、ロフタスチークという異分子をいれて欲しいのだけど、ベンチ外か…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・FK、ウィリアンのファーへのクロス、多分、アロンソが折り返して他の選手が飛び込むというパターンだったのだろう。ただ相手のマークをこなかったので、まさかのダイレクトボレー。惜しいシュートシーンに。
・ベルナルジの上半身で騙すフェイントに全く惑わされないアスピリクエタ神。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
ジョルジーニョに前を向かれかけてもあきらめずにプレスバックをするシグルドソンの守備が本当に最高な前半だった。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・シグルズソン、やっぱり視野が異常に広いな。攻守共に。パスの精度が抜群というより、見えているエリアが絶妙というか
・ピックフォードは気づけば、イングランドでは絶対的な存在になったな。シュートストップの鬼
・サイドバックを開かせないために、ベルナルジがきちんとプレスバック。組織的
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・ジョルジーニョがボールロスト2回目。2回共にシグルズソン。守備面が本当に素晴らしい。いいタイミングでプレスをかける(滅茶苦茶モウリーニョが好きそうなプレイヤーだな…)
・ディーニュが立て続けに、ウィリアンに裏をとられた。ここは敵からするとねらい目だな。ボールの予測ミスが続いた。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・ジョルジーニョoutセスクinで、セスクは少し高めの位置をとってCBにビルドアップを一任している印象。
・リュディガー⇒アザール⇒アロンソだけでシュートにまで持っていけるのがチェルシーの怖さだ。あと、アロンソのシュートは本当にサイドバック離れしてるな…
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
・ルックマン、パスの狙い所がいいな。21歳。
・セスクが入ったことで、モラタの裏一発可能性がより高くなった。ゴールをこじ開けるパスはジョルジーニョよりセスクのほうが上手い印象。
・ジョルジーニョがいなくなたことで、エバートンは3バックにしてCBの脇のスペースを消しにいった
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
ルックマン!!!!!!!!!
カンテとアスピリクエタをダブルで抜くって、すごいよ、凄すぎるよ!
その物おじしないドリブル突破の姿勢も、俊敏性も、ボールタッチも…!
アスピリクエタとカンテよ?プレミアの…、いた世界のSB&CBコンビの中で一番固いところといっても過言じゃないのに……!
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 11, 2018
まとめ
凡庸な0-0の一戦というより、あらゆる手で崩そうと試行錯誤するチェルシーに対して、コンパクトな守備でエバートンが守り切るという、目を離せない非常に緊迫した一戦でした。
中でもシグルズソンは素晴らしかったですね。
守備での集中力を切らさず、攻撃でも素晴らしいスルーパスでチャンスを演出。
マンオブザマッチは間違いなくこのアイスランド代表MFでしょう。
またリシャルリソンも相変わらず献身的かつ、突破力もあり、今後への期待が膨らむ。
中盤のゲイエ、ゴメスのコンビも攻守の役割を分離していてよかったですね。
今後のファーストチョイスになるでしょう。
エバートンがBIG6を脅かす存在になる予感漂う一戦になりました。
チェルシーはジョルジーニョが潰された後、どうするかを今後は考える必要がありますね。
一応、ジョルジーニョは下がり過ぎず、スペースに運べるコバチッチが引いて受けて運ぶという一つのカードは見せましたが、もう少し組み立てのバリエーションが欲しいところ。
ただ、90分間ここまで完璧に守り切れるチームはそう多くないので、どこまで警戒すべきなのかという問題もありますが、こういう試合を勝ち切ってこそ、優勝が見えてくるのかもしれません。
今後の改善に期待です……!