プレミアパブ編集部
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チャンピオンズリーグ、グループステージ第4節
ユベントス対マンチェスター・ユナイテッドの一戦は、1-2、ユナイテッドの劇的な逆転勝利で幕を閉じた。
トリノで行われたビッグマッチで起こった印象的な出来事をまとめた。
書き手
<プロフィール>
1990年生まれ。大阪府出身。新卒でリクルートに入社。2年間勤務後に独立して「プレミアリーグパブ」代表に。
学生時代に1年イギリスに留学。コーチングライセンスを取得し、プレミアに強いサッカーライターとしての活動も開始。ほぼ毎シーズン渡英してプレミアを現地取材している
— 内藤秀明 (@nikutohide) June 27, 2018
試合前
ユベントススタメン pic.twitter.com/5xddBynFut
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
ユナイテッドスタメン pic.twitter.com/kSsiiB4F8P
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
前半開始
リンガード復帰は大きい。右WGの人手が足りていなかったので、マタとのローテーションで回せる
・ワントップサンチェスもあり。サイドで突破する瞬発力失ってきているので、中央でのワンタッチプレーやゴールへの嗅覚でルカクとは違う色をだしていきたい
・好調マルシャル含め、今、理想の3トップ
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
・ロナウドのポジショニングはやっかいで、そこに絶妙にパスを通せる出し手もいる。シンプルだけど効果的な攻め方でやりにくそう。ボールとロナウドの位置が絶妙いなのか、ロングボールをヘッドで弾けていない
・ヤングが開始10分でクロスミス2回、サイドチェンジを後逸でピンチ誘発1回。大丈夫か?
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
・単純なロングボールを全速力で追い、キープできなくとも、即切り替えてプレッシャー。マイボールに変えてしまうリンガードはモウリーニョサッカーの申し子だな
・ショーは絶望的な位置取りをする反面、縦パスのスピードコントロールが絶妙だったり、視線を外しながら縦パスをいれたりする器用さが
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
・サンチェスはとうとう復調か?
・エレーラのマリーシアが少しユナイテッドへ流れを持ち込む。がものにできず。
・ショーよ…縦を切ってるならきちんと縦のドリブルは止めてないと…。もちろんクアドラードはやっかいな相手だけれども…。
・ケディラの飛び出しのマークが曖昧で決定的なピンチに…
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
・前半0-0。戦術的に優れたスコアレスというより運や相手のシュートミスにも助けられた
・サンチェスやリンガードは要所で良さを見せるシーンも
・もう少し頑張るべきなのはまずポグバ、攻撃的なチャレンジでミスが目立ったのでプレー精度を。マルシャルはゴール以外存在価値が希薄なので得点を!
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
後半開始
・48分、ユナイテッドこの試合一番の決定機。ポグバ、ショー、マルシャルが3人で左サイドを崩してマルシャルがシュート。こういうゴール前の怖さを見せてなんぼの選手ですよ。この人は。
・キエッリーニの潰しが絶妙。
・60分、リンガード、運動量がちょっと減った。フィットネス完璧ではない?
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
・ロナウドがスーパーゴール。後方からのボールをダイレクトボレー。すごすぎる。まず落下位置予測の判断スピード、そして言わずもがな、きちんとインパクトさせるテクニック。天才、いや、努力の結果だから天才の一言ですませていいのかはわからないけど、とにかくスーパーだ。
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
ロナウドのゴール。
これはスーパー過ぎる。さっきも言ったけど、
・落下位置判断の素早さと的確さ
・トップスピードで、後方のボールを、インフロント気味でインパクトのセンス
・無理にファーを狙わず、ニアを狙う得点感覚
これは流石のデヘアもお手上げだ
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
失点後、ラッシュフォード、マタ、フェライニを投入するもほぼ決定機はなかったのだが…
内容はどうあれ、なんとか1失点で耐え続け、
試合終了間際、
マタの素晴らしい直接FKと、セットプレーからのOGでユナイテッド逆転!!
このとにかく勝ち点を拾うスタイル。これこそモウリーニョサッカー!!
強豪相手に監督のらしさを見せた!pic.twitter.com/P1FnZ0ISf8
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
ユベントスを相手に逆転勝利!
ここ6試合中3試合が逆転勝利のユナイテッド
(内訳はニューカッスル戦、ボーンマス戦、ユベントス戦)
とうとうファーガソン時代の「無類の勝負強さ」を取り戻したか!?
シーズン序盤の不調を立て直した男もこの表情…!
継続できれば、ユナイテッドは面白くなる! pic.twitter.com/T3P4YTxP0d
— 内藤秀明 (@nikutohide) November 7, 2018
試合まとめ
試合の大半の時間をユベントスが支配し続け、デヘアのビッグセーブ、12人目の味方「ポスト&バー」に助けられてなんとか1失点…。
という試合展開。
失点後もほぼほぼチャンスを作れなかったものの、86分、89分、のセットプレー2発で勝利を手中に。
こういう試合内容での勝利は、ファーガソン時代のユナイテッドにはよくあったものの、最近はご無沙汰。
とにかく運も味方につけて粘り強く最少失点で守り続け、集中力を途切れさせずにハードワークすると何が起こるのかわからない。
そんなフットボールの「理不尽性」がこれでもかというほどに詰まった一戦になりました。
そしてフットボールの理不尽を作りにいった、モウリーニョ監督の手腕も称賛しなければなりません。
こういう苦しい展開を制したということは、「ウイニングメンタリティ」がチームに根付いてきた、何よりもの証左なのかもしれません。
チーム内での内紛など、ドタバタばかりに焦点が当たっていましたが、裏でモウリーニョはきちんと仕事をしていたのかもしれません。
あっぱれ!モウリーニョ!