プレミアパブ編集部
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スポーツ番組のMC・女優とマルチに活動するグーナーがいる。
笹木香利さんだ。
はじめに
中学生のころから熱心にアーセナルを応援している根っからのグーナーである笹木さんに、トークイベント(8月19日に開催)では
グーナーになったきっかけとは? 開幕から2試合を終えた時点でのアーセナルの現状、さらにBIG6の期待値について語って頂いた。
その様子を有料サポクラの加入者限定のウェブマガジンで全内容紹介している。
今回は一部内容を特別に無料公開する。
語り手
笹木香利さん
いやっほー!いえーい!🕺🕺🕺 pic.twitter.com/Ako1szm8FR
— 笹木香利 (@sasakikaori13) 2018年9月23日
内藤秀明
<プロフィール>
1990年生まれ。大阪府出身。「プレミアリーグパブ」運営者。プレミアリーグ専門のサッカーライター。1年間のイギリス留学中に、FAコーチングライセンスを取得。ほぼ毎シーズン渡英してプレミアを現地取材している。日本全国でプレミアサポの楽しいコミュニティを作るのが今の目標。
— 内藤秀明 (@nikutohide) May 23, 2018
とある選手に惹かれてグーナーに
アーセナルを好きになったきっかけは何だったのでしょうか?
EURO2004ですね。
当時TBSのあるサッカー番組で、アンリのスーパープレー特集をやっていたんです。
もともとスポーツ好きな家庭に生まれて、たくさんのスポーツを見て、J SPORTSやWOWOWを見られる環境が整っていました。
でも海外サッカーに触れる機会はあまり無くて、当時は
「チェルシーって? 飴のこと???」
というレベルでした(笑)
なるほど(笑)
でも、サッカーを見るには完璧な環境だったわけですね!!
そういった背景でEURO2004の特集を見ました。そこでは
「プレミアリーグ得点王のアンリが今大会で活躍します!」
「EURO2004はこの男の大会だ!」
とアンリが大注目されていて、それが大変格好良かったんですよねえ。
こんなに膝から下が美しい人がいるのかと、一目でアンリに惚れたんです。
当時のアンリはすごかったですよね!!
そう!
格好良かった。
「こんな選手がいるのなら、こんなプレーが見られるならEURO2004を見よう!」
と、海外サッカー完全初心者がEURO2004から入ったのですが……
……しかしこれがまぁ、渋い大会で(笑)
皆さんご存知の通り、優勝は例のあの国ですからね!
(編集部注:優勝候補ではなかったギリシャが初優勝を果たした大会)
もう目が点でしたね。
お目当てのアンリがまあ活躍しない!
びっくりしました(笑)
なんならうちのロナウドの方がまだ活躍しましたもんね。
(編集部注:内藤はクリスティアーノ・ロナウドのファン)
本当にそうですよね〜
当時は、”アンリのスーパープレーを楽しみに見たのに、思っていたのと違う!”
というフラストレーションが凄かったんです。
(※海外サッカー初心者には、EURO2004を楽しむのはレベルが高すぎる大会でしたね……今ならまた違った見方・楽しみ方ができると思うのだけど!)
大会が終わると、
「あれ、私のこの気持ちはどうすればいいの!?」
っていう感情でいっぱいになりましたね。
つらい(笑)
「何事!?」って感じですね。
中学生で初めての海外サッカー。
時間やスケジュールも頑張って見たのに…気持ちだけが置いていかれました。
そこで『じゃあ、あの(特集のような)アンリはどこで見られるの?』
と考えたのがグーナーの始まりでした。
よく考えると、TBSのハイライトなっていたのも、フランス代表のアンリではなく、アーセナルのアンリだったなと。
「ならば、アーセナルの試合を見たら良いんじゃないか?」
そう思って、JSPORTSを見始めました。
キタコレ!
そういうパターンだったんですね!
いざアーセナルの試合を見てみたらピレスがいて、ヴィエラがいて……
EUROで知ったフランス代表の選手が多かった。見始める最初のハードルが低かったんですね。
それが初めてのアーセナルとの出会いです。
だから最初は”アーセナルファン”というより、ただの”アンリファン”だったんだと思います。
なるほど~~。
最初は選手から入る人も多いですし、その時期だと特に、アンリがキッカケでアーセナルファンになった人も少なくないでしょう。
あの時代だったらベルカンプの人も多いのかな?
でも当時の私は、アンリのスピード感に惹かれました。
スピードという分かりやすさがありますもんね!
ですよね!
そうしてアンリを追いかけて、アーセナルを見続けて。
バルセロナに移籍するタイミングでは、一度バルセロナを見ようとも思ったんです。
(※2007年にティエリ・アンリがバルセロナに移籍)
でも、あのキックオフ時間は厳しくて……。
スペインは遅いんですよね!(笑)
「30時キックオフ!」
みたいな。
高校生にはスケジュールがタイトすぎて無理でした……。(小声で)一応アンリのネームが入ったバルセロナのユニフォームは買ったんですけどね。
バルセロナのサッカーを見てみたら、面白いけどなんか違う、と(笑)
あ~~(笑)
プレミアが好きな人って、バルセロナのサッカーを苦手な人が多いですよね~~。
うーんでも、アーセナルが好きだとバルセロナのサッカーも好きだろうって思われがちですよね。
「両チームともパスサッカーでしょ?」
とよく聞かれますけど……案外違いますよね???
全然違いますね!
リーグ柄、縦へのスピード感が違います。
そのときに思ったのが、
「私はアンリ推しじゃなくて、アーセナル全体が好きだったんだ!」
と”アーセナル箱推し”になっていたことに気づきました!
あ~~良いですね~~。
グーナーの鑑です!!
アンリはアンリで頑張っていただいて、私はアーセナルを応援しようと思いました。そこから私はアーセナルファンだという自覚(という覚悟?)が生まれましたね!
(続く)
対談の全文の目次
現地観戦で印象に残った選手は…
笹木さんが秘かに愛する指揮官とは…?
Wikipediaがファンの遊び場に
スコアブックを書くようになったワケ
デ・ヘアのパフォーマンスの裏には…
『The Sun』の得意分野とは!?
サンチェス不調の原因を探る
ロマンの象徴・ウィルシャー
コンバートされたカンテについて
ムヒタリアンに対する驚き
トッテナムの懸念材料とは
歴代『アンリ二世』を振り返る
エメリ監督就任による好影響は
アーセナルにエルネニーが必要な理由
ベジェリンとリヒトシュタイナーの人格を表すエピソード
ピッチ外での話題に事欠かないクルトワ
ルカクの魅力はゴール以外にも?
エジルにまつわる書き手のタブー
(約13000文字)
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