ジェラード自伝がテレビ越しでは伝わらない描写が多くて面白い件

    ジェラード自伝を読んでおります。

    まだ読みっていないのですが、

    いないが故の現在進行形な感じの思いをつらつらと書いてみます。

    スティーブン・ジェラードの説明は…このブログの読者には必要ないでしょう。

    僕はリヴァプールサポーターではありませんが、彼のフットボールに対する姿勢や、紳士な人間性の部分。そして、キャリア終盤に垣間見せた悲劇性も含めて、大好きな選手でしたので、わくわくしながら購入しました。

    実際、読んでみるとこれがまた面白い。では何が面白いのか

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    ジェラードのコメントがいちいちアツすぎて、自伝を持つ手が震える

    リヴァプールが負けたとき、僕と同じくらい落ち込んでいるのはキャラガーだけだった。

    (中略)

    他の誰もそんなにがっかりしていなかった——でも僕たち2人はサポーターとクラブに対する責任を負っていたのだ。リヴァプールが僕たちの人生の全てだった。

    リヴァプールが…人生全て。ここまで言切れますか普通。格好いいよなぁ。こういう熱い選手のことは無条件で応援したくなります。

    スアレスの印象が変わる…トーレスより評価高いんだ

    普段の情報では、サッカー選手ルイス・スアレスの情報しか出てきません。

    そのため、問題ばかり起こす彼のことをどうも好きになれない人もいるでしょう。なんなら、リヴァプールやバルセロナサポーター以外にとっては、自軍のゴールを脅かすストライカーですから、最高のストライカーであるというリスペクトも込めて嫌いな人も多いかもしれません

    ただ、この本ではジェラード目線でスアレスの葛藤が描かれており、その人間味溢れる感情がスアレスに対するマイナスイメージを少し緩和させます。同時にこのイングランド代表MFからウルグアイ代表FWへの信頼はどこか美しく、なんとなくですが

    「ったく、スアレスはしゃーねーな」

    みたいな感情にも移ろいます(笑)

    あと、トーレスよりもスアレスのほうが評価がいいのも以外

    スアレス以外も、ジェラード目線でのチームメイト分析が面白い

    (ルイス・)アルベルトと(イアゴ・)アスパスは感じのいい若者たちで、技術的にも優れていた。

    (中略)

    だが、ロッカールームで2人を見た瞬間、プレミアリーグで成功できないと僕は思った。

    (中略)

    ボリーニはとても機敏だったが、2回練習を見るとリヴァプールのストライカーとしては通用しないのがわかった。ファウラー、オーウェン、トーレス、スアレスの域には遠く及ばない。いつか、ハビエル・エルナンデスのように、途中出場して一番必要なゴールをかすめ取るタイプの選手に育つのを願っていたが、彼はレンタルでサンダーランドに放出された。

    成功したチームメイトについて語る選手は多いですが、うまくいかなかった同僚のことを語る選手は少ない。

    マイナスな発言も出てしまうから、口をつぐんでしまうのは当然です。

    ただ、この自伝では、ジェラードなりに、リスペクトをこめつつも、ダメな部分はダメときっぱり書いている部分が面白いです。他にもミニョレへの不信感だとか、メンタルが弱いスターリッジを気遣う場面だとか、興味深い記述が多いです。

    テレビ越しでは知りえない視点での試合描写が臨場感に溢れている

    僕はセンターサークルまで歩いて行った。僕の最も苦手な審判、マーティン・アトキンソンが待っている。

    彼からはキャリアの最後の試合までなくならないほどのイエローカードたレッドカードをもらった。

    嫌な相手だ。

    僕はストークのキャプテン、ライアン・ショークロスにちょっと笑顔を見せ、握手をして健闘を祈った。

    彼が唇を舐めたように見えた。雨粒を味わうのではなく、雨の中で震えているアスパスを見てそうしたのだ。

    これ、13-14シーズン、開幕戦のストークとの一戦のキックオフ前の描写です。読んだとき、思わず唸りました。選手はこんなことを考えているのかと。そして、嫌いな審判はやはりいるのかと失笑も。いずれにしても、プレミアのピッチに立つ選手だからこその視点ですよね。

    …とまぁ、紹介し始めたらキリがありません。

    まだ読んでいる途中なので、どういう終わり方をするのかわからないんですが、基本的に13-14シーズンの話で、時系列順に進むようです。

    そのため、自分自身もその時代にタイムスリップして懐かしい気持ちを味わいつつ、ジェラード独特の視点も満喫できて非常に読んでいて楽しいです。

    この後も、面白い記述があれば紹介しようかとは思いますが、何せ僕はブログを書くためにもじっくり時間をかけて読んでいるので、気になる方はご自身で購入されてはいかがでしょうか。500Pくらいあってわずか1600円とお買い得の一冊でもあるので。オススメです。

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    【了】

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