プレミアパブ編集部
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ワールドカップ準決勝、
ベルギー対フランスの一戦は0-1で、ベルギーは敗戦を喫した。
この試合において、ベルギーは組織としての状態の悪さを露呈してしまった。
前半開始
やっぱり、ベルギー4バックっぽくないか。
3-4-3やと、
「ウイングがしぼり気味=カンテの近くを通る」
から、基本やりたくないはず。
シャドリ右サイドバックの4-3-3かな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
守備は若干不安だけど、デブライネ、シャドリの右サイドは見ものだ。
パスワークで崩してくるはず。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
いや、攻撃のシーンでは単純な4-3-3じゃないな。
左右非対称のポジショニングで、フェライニがシャドーストライカー、アザールがウイングバックっぽい位置にいる
3-4-3っぽいポジショニングをとってるな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
あーなるほど、面白い。
フェライニを中央の高い位置に上げているのは、多分だけど、カンテを中央にピン止めして、
アザールをサイドでフリーにするためかな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
デブライネ、カウンターうまい。左手を使いながら、カンテをうまくけん制しつつ絶妙なカウンターのポジショニングをとる。
かつ、攻撃時は3-4-3っぽくなり、デブライネは高めのハーフスペース位置どるので、かなり気持ちよくプレーできている模様。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
グループステージ始まったころは死ぬほどバランス悪かったベルギーが段々最適解を見つけてきてる感がある。
さて、フランスはどうか。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
(前半18分頃までは、悪くなかったのだ…)
アザール開きっぱなしにしとけばいいのに、我慢できず、絞っちゃう。それだと怖くないんだよな…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
さっきから、デンベレのところで組み立て詰まってるんだよなあ…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
アザールが中に切り込むとカンテが蓋。
チェルシーサポは、嬉しいのか悔しいのかどっちなんだろう?
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
んー、監督のやりたいことはわかるんだけど、一部選手が素直に従ってくれない。そんな印象のベルギー代表。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
前半見直してるけど、アザールが左サイドで勝負できる時はフェライニが中央で待ち構えることで、ポグバとカンテのカバーリングを阻害してる。
この形を作りたいから、アザールはタッチ数減ってストレスたまるだろうけど、サイドにとどまったほうが、結果、チャンスは増えるんだよな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
リスクを犯して攻めにでるなら、デンベレに変えてティーレマンスなんだよなあ。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
後半開始
というか、フランスの「カンテ」という暴力すごいな。
ここの質的優位性が大きすぎて、全体的に楽になるんだよな。
イーブンな展開における戦術での「カンテ潰し」をできるチームは現れるのか。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
ムバッペの突破を、デンベレがカバー。
こういうところを買われて、デンベレは出てるんだろうな。
わかる、わかるんだけど、攻撃のリズムが崩れるんだよな…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
アザールが絞ることによって、フェライニが開くという悪循環。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
うまい。マテュイディがうまくベルギーの苦手まシャドリの裏のスペースを突き始めた。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
時系列が前後しますが、前半のマテュイディは…
フランスはシャドリの守備の不安をつきたいんだけど、
変則4-4-2というか、
今、マテュイディがセントラルMFとウイングの中間的な絶妙なポジションをとっている(多分、そういうルールなのかな)ので、その弱点をつけてない。
シンプルな4-3-3にしてムバッペ当てたら面白いのに。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
マテュイディはそこじゃなくて、もっとサイド寄り、シャドリの近くのポジションをとれば、ベルギーは嫌だと思うけどな。 pic.twitter.com/fTaiIecSBZ
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
回想おわり、後半6分、ベルギーは失点します
ベルギー失点。さて、手を加えないとな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
デンベレが悪いわけではないんだけど、デンベレ代えないと、ちょっときつい。
アザールを代えるという選択肢もあるんだけど、それはさすがにありえないしな。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
アザールが開いて、フェライニがハーフスペースの高めの位置に、CBからフェライニ縦パスが入るぞと思わせた瞬間、デンベレがパスコースに入って蓋をするという絶望的なポジショニング…。
守備で起用されているようで、そのタスクはこなしているんだけど、このへんの柔軟性が絶望的にないからな…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
(後半15分:デンベレ→メルテンス)
きた!!!!デンベレチェンジ!
これで、デブライネがセントラルMFに。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
フェライニは得意な形になると理屈じゃなくなるからな。数的不利とか一切関係ない。この爆弾を残しておきたい気持ちはわかりつつも、チームとしてこの爆弾をうまくいかすように動けてはいない。王様が他にいるからね。
爆弾か王様か、どっちかを選ばないとな。。。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
フェライニがカンテを吹っ飛ばした。
フェライニがカンテを吹っ飛ばした。
フェライニがカンテを吹っ飛ばした。
イーブンのショルダーで吹っ飛ばされるカンテとか久しぶりにみた気がする。
ある意味フェライニだけは、カンテに対して優位になりえるのかな?
場合によっては。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
んーーー、マルティネスの戦術家的な側面が空回りし始めてるなあ…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
アンリというプレミアにおけるレジェンドをコーチに迎え入れてなお、アザールを完全にマネジメントできなかった。そんな雰囲気を感じる試合になっちゃってるな…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
アザールが痛がっても、デブライネはプレーを切らず強引にクロスを入れるところに、ベルギー代表の組織としてのコンディションの悪さを感じてしまった…。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
後半はね、ずっとこの状態。
なら、右サイドの片攻めで強引にクロスを上げて、フェライニがサイドからセンターに飛び込んでヘッドという形を作ればいいんだけど、そういうシーンを意図的に作れているわけでもない。
チームとして崩しの方法を共有できてないな。 https://t.co/m8HjymNBOw
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
(後半25分:フェライニ→カラスコ)
フェライニという爆弾を生かすすべは残っていたんだけど、王様を制御できず。
次善の策で、とりあえずテクニカルかつ速い選手を2列目に並べて、アザールが好き勝手に動いてもそこそこ機能システムに。
はまった時の殺傷能力は落ちるけど、現状、妥当な策ではある。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
今思うと、アザールがあんまり組織的に動くことをしないから、アザールが自由に動いても問題にならないように、3-4-3にした結果、デブライネが割を食っていたんだろうな。
そんなベルギーの慢性的な課題を感じる一戦になってしまった。
— 内藤秀明 (@nikutohide) July 10, 2018
試合終了
以上が、ベルギー戦で起こった事の顛末です。
ブラジル戦ではマルティネスの戦術家としての側面が見事にはまりましたが、
フランス戦では逆にエースを掌握できないというマネジメント能力のなさを露呈してしまいました。
ベルギーを応援していた方々にとっては悔しいかもしれませんが、これにて終戦です。
ベルギーお疲れ様でした。
そして、フランス頑張れ!