プレミアパブ編集部
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お疲れ様です、ユナイテッドサポの運営Hです。
皆さんは、何がきっかけでプレミアサポになりましたか。
私は選手きっかけです。
ロナウドはアイドルだった
具体的には、高校一年生の時のドイツワールドカップで、ロナウドの足技に魅了されて、マンチェスター・ユナイテッドに興味を持ちました。
そして、気づけば選手よりもチームが好きになっていたパターンの人です。
だから、浪人生の頃にロナウドがマドリーに移籍したとしても、白い巨人のファンになることはありませんでした。
当時の記憶はもう朧気ですが、ロナウドのマドリー移籍にそこまでショックを受けてなかったと思います。
今思えば、少しロナウドの価値を侮っていた気がするものの
当時のサッカー界史上最高額となる8000万ポンドの移籍金を残してくれましたし、
なにより
「(まだユナイテッドに特別愛着のない)子供の頃からの憧れのクラブへの移籍なら、惜しいけど、その夢の実現を応援したい」
という気持ちもありました。
なにせ僕にとってのロナウドは憧れの人です。
憧れの人の夢はかなって欲しいのです。
さて、その後のロナウドのキャリアは皆さんご存知の通りです。
ユナイテッド時代ですでに違う次元の選手でしたが、
白いユニフォームを身に包んで以降、完全に化け物スコアラーになりました。
2013年には、過去のエースに得点を決められ、(未来の監督に)敗戦を喫するなんて試合もありました。
もちろんチームの敗戦には死ぬほど悔しい思いをしましたが、それでも憧れの選手を嫌いになることはありませんでした。
なんならその後、「ロナウドのルーツをたどる旅」と称して、リスボンやマデイラ諸島(出身地)まで訪れたくらいです。
ユベントス移籍の噂が
そんな憧れの人に移籍の噂が流れている。
行先はユベントスだそうだ。
しかもどうやら、実現可能性がかなり高い噂のようだ。
なんなら、皆さんがこの記事を読んでいるころにはそれが決まっているかもしれない。
これは、一人のファンのエゴだ。
エゴだけど言わせて欲しい。
「スポルティング・リスボン、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー以外のクラブユニフォームを着ているロナウドを見たくない」
リスボンは出身クラブだ。
ベテランになって恩返ししたくなる心境はわからなくもない。
マドリーは憧れのクラブという、ならその夢を応援したい。
でも、ユベントスは、彼にとっての何なんだろう…。
彼のことだ。おそらく何らかの野心があり、挑戦なのだろう。
つまり、そこにフットボール的な魅力、いやフットボールクラブとしての純粋な魅力を感じたということだろう。
その夢や野心はまた応援したい気持ちもありつつ、むずむずする。
ああ、そうか。
僕はおそらく、
彼が他のクラブに魅力を感じているという事実を知り、相対的にユナイテッドへの愛情がもう薄れているような気がして嫉妬しているのだ。
そういう意味では、彼がアメリカや中国に行ったほうが、まだこんな感情にならなかった気がする。
憧れの選手への強い愛着ゆえに、非常に女々しい感情が、僕の中でくすぶっていることに気づかさせられた。
多くのユナイテッドサポが共感するとは思えない。
おそらく、この感情を共感できるのは一部のサポーターだけだろう。
あるいは、もしかしたら、僕だけなのかもしれない。
それでも、少しでもモヤモヤした感情を抱えている仲間がいればと思い、あえてここに綴った。
ああ、ロナウドよ。
ユベントス移籍は勘弁してくれよ。