「2-0」でリードした時に行うべきメンタルコントロールとは

       
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プレミアパブ編集部

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決勝トーナメント一回戦、日本対ベルギーの一戦は

2-3で大逆転での敗戦を喫した。

2-0のリードの時間帯日本は何が足りなかったのか。

先日の美女企画・第一弾、シティサポの精神科医、木村好珠先生がトークイベントで語ったメンタルコントロールの話を一部公開する。

※本記事は、月額560円のプレミアリーグパブ・サポーターズクラブ限定のウェブマガジンを特別に一部編集して、無料公開しています。

「2-0」に対する日本と海外の考え方の差とは?

良い連係のチームになるために、声をかける決まり文句みたいなものは精神科医としてありますか?

良い連係というか思考の問題なのですが、2-0で勝っている状況では日本と海外で違いがあります。

日本だと2-0で勝っている時に、一番危ないスコアだから油断するなと言うじゃないですか、でも海外だと全然違います。

まず、「2-0だと勝っているのだからそれを自覚しろ」と。

それで、もし2-0から逆転されるなら2-3になるわけで、後半45分の間で3点取る必要があります。

ということは、単純計算で15分ごとに1点をいれなければならない、つまり、「君たちは最初の15分で守り切ったら、残り30分では10分に1点入れられなければ大丈夫」と考えます。

そういう風に、数字で刻んでいくんですよ。

その考え方は面白いですね。

そうです。永遠に45分守れとなるより15分ずつ守れとなった方が、集中力が続くと思います。

この辺りは、海外は上手いなと思います。

フワっと言ってしまいますからね。「立ち上がり集中!」って。

相手チームにもよりますが、最初の何分間を注意しなければならないのか、何分まで守れば相手がゴールを決める確率は減るのか。

そういう数字で分ける考え方が海外は上手いです。

日本は根性論と言われるように、なんとなくが多いです・・・。

なるほど、勉強になります!

 

 

(続く)

 

 

 

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この後のトークテーマは以下の通りです。

・芸能活動を始めたキッカケと現在

・精神科医目線のサッカーとポジション論

・GKのメンタルケアはどのように?

・精神科医目線の良い若手とは

・元リバプールストライカーの噛みつき癖の原因は?

・ヴェンゲル解任について

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