【写真で解説】プレミアリーグとJリーグで共通する得点パターンとは

       
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プレミアパブ編集部

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サッカーは

相手よりも多くの得点を奪うスポーツで、

得点なくして勝利はありません。

現代サッカーにおけるセットプレーの重要性

サッカーの醍醐味とも言える得点に関してそのパターンは大まかに、
オープンプレー・カウンター・セットプレーに大別できます。
そして、下記の表から分かるように、
国内外を問わず、セットプレーは全得点の2~3割程度を占めます。

プレミアの得点パターン

2017-2018 プレミアリーグ 得点パターン ※15節終了時点(WhoScored.comより引用)

Jリーグの得点パターン

2017年 Jリーグ 得点パターン(Football Labより引用)

どれだけセットプレーから得点を取れるか、
あるいは、失点をしないのかは
勝敗を決定し得る大きな要素であると言えます。
今回は、セットプレーの中でも、CKにおいて、良く見られる得点のパターンについて述べていきます。

CKにおいて良く見られる得点パターン

では、それがどんなパターンかというと、
オフェンス側の選手がニアサイドでフリックしボールのコースを変化させ、その流れの中でファーサイドの選手がマークを外し、
フリーでシュートを打つというものです。
図を用いて説明すると

シーン1

シーン2

シーン3

動画で説明

 

Jチームの失点シーン

このように、このパターンは、
①ディフェンスのボールウォッチャー
②オフェンスの動き直し、
という2つの要因が絡んだ結果として起こります。
例を以下で2つ挙げます。

2017 ACL ベスト16 第1戦 広州恒大vs鹿島アントラーズ

シーン1

シーン2

シーン3

J1 第12節 鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ

シーン1

シーン2

シーン3

プレミアリーグでも…同様の失点が

日本だけではなく、
世界最高峰と名高いプレミアリーグにおいても、
同様の得点パターンが見られたため、
以下で2つ紹介します。

第4節 マンチェスターシティvsサウサンプトン

シーン1

シーン2

シーン3

シーン4

第6節 ウェストハムvsスパーズ

シーン1

シーン2

シーン3

シーン4

よくあるパターンの動画

 

まとめ

ここまで、CKに着目して、
そこでよく見られる得点パターンについて説明してきましたが、
CKに限らず、その他の類似した状況においても、
①ディフェンスのボールウォッチャー
②オフェンスの動き直し
が絡み得点となる場合が多くあります。
詰まるところ、細かく何度も動き直すオフェンスの選手はそれだけ、
得点を決める機会が多くなるとも言えます。
それは、例えば、我らが岡崎慎司や、最近売り出し中のマンチェスターシティー所属でブラジル代表のガブリエル・ジェズスでしょう。
かの結城康平さんが、ガブリエル・ジェズスを

…一度相手の視界に入りこんでおいて、そこから離れるようにバックステップして死角へと逃げる動きは絶品で…

(footballistaより引用)
と称賛しているように、オフ・ザ・ボールの動きはFWには必要不可欠です。
今回は、CKにおいて頻発する得点パターンを説明し、
加えて、その例を複数挙げました。
そして、それらはボールウォッチャーを伴うディフェンスに生まれやすい隙と、
その瞬間のオフェンスの緻密な動き直しによって生じ得る、ということですね。

書き手

@tmm_jp

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