プレミアパブ編集部
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行ってきました。エスタディオ・ジョゼ・アルヴァハーデ。スポルティング・リスボンの本拠地。
エスタディオ・ジョゼ・アルヴァハーデの雰囲気は最高
試合は0-1で敗戦、サポーターは荒れてましたが、雰囲気は最高でした。プレミアリーグとは違い、太鼓などの鳴りものありの応援スタイル。時に逆側のゴール裏と呼応しながらの応援は圧巻でした。
(※正確にはイングランドでも、レディングなど、一部スタジアムでは太鼓的なものを持ち込んでいる模様)
スタジアムのデザインもかっこよかった。色使いが独特ですよね。
レヴァークーゼン側はこんな感じ。
この日は2万人くらいしか人が入らなかったので、当日券が余裕だったみたいですね。
さておき、何人もプレミアリーグに縁のある選手がいたので、それはそれで面白かった。
例えば…
ウィリアン・カルヴァーニョ。アーセナル移籍が噂されてますね。玉際が強く、カバーもできる。守備面での貢献度は高そうですが、コクランとはまた違ったタイプ。彼ほど守備範囲は広くないかもしれない。展開力はなさそうなので、攻撃的な中盤をセットで使うのが必須。少し気になったのは、レヴァークーゼンのハイプレッシャーを受けた時にボールを失うことが何度かあったので、プレミアの強度に適応できるかどうか。まぁ、この日だけかもしれませんし、そこまで神経質になる必要はないかもしれませんが。
左端にうつっているのはリヴァプールに所属していた元イタリア代表アクイラーニですね。長髪をばっさり。イメージ変わりました。プレーは…うーん、パスミスも多かったですね。この試合では。ちょっと。
コスタリカ代表ブライアン・ルイス。元フルハム。ボールを収めるまではいいけど、そこからの精度がそこまでなのは変わらず。
これは、カルロス・マネ。2年前くらいに、マンチェスター・ユナイテッド移籍が噂されてました。まだ21歳なので、まだ可能性があるかもしれませんね。
カルロス・マネのプレーにサポーターが反応
で、本題の拍手のタイミングですが、マネのプレーに関する出来事です。
マネは持ち前の瞬発力を活かして、何度も突破を試み、この日レヴァークーゼンに試合を支配される流れで、最も状況打開の可能性を感じる選手でした。ただ、玉離れが悪いのが彼の悪癖。タイミングを逸してパスコースをなくしたり、無理に仕掛けてボールを奪われると、サポーターはブーイングを送っていました。しかし、一度、ボールを失ったにも関わらず、サポーターから拍手が起きたタイミングがありました。
それは、サイドバックからの縦パスをワンタッチでスペースに転がし、裏街道で縦に抜こうというプレー。
結果的には相手にとめられましたが、レヴァークーゼンはやや前のめりになっていてスペースはあったため、抜ければ決定的なシーン。失敗はしたけど、「無謀」ではなく「いいチャレンジ」と呼べるプレーだった。だからでしょう。スタジアムは拍手に包まれました。ボールを失っても、いいプレーは評価する。サポーターの「拍手」と「選手の成長」に関連があるかはわかりません。ただ、もしかすると、彼らの見る目が、ポルトガルをドリブラー大国にしているのかなと思わずにはいられないシーンでした。
今後も「何故ポルトガルはドリブラー大国なのか?」をテーマに、1週間のポルトガル滞在中に、秘訣を探していきたいと思います。それを見つけるために、クリスティアーノ・ロナウドの故郷…マデイラ諸島にも行きます(笑)。乞うご期待。
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【追記】
ポルトガルサッカーに詳しい、ライターの齋藤祐太さんから補足のリプライを頂きました。
元ポルト在住。ポルトガルサッカー情報を発信中。ストライカーDXポルトガル通信(http://xtw.me/X4Z8pH1 )過去担当。2015年7月26日、ポルトガルサッカー総合情報サイト「FutePorふとぽる」@FutePorリリース。
これはすごく同感です。クリスティアーノやナニ、クアレスマを育て上げたスポルティングだからこその文化かも。ポルトだとあまり許されない印象です。 https://t.co/8BYvhX6nCs
— Yuta Saito (@yutasaito_pt) 2016, 2月 19
なるほど。ポルトガル全土ではなく、ポルトとスポルティングでも違うんですね。これは面白い情報です。ポルトにも行くので、これを意識しながら、注意深く観戦してみたいと思います。