プレミアパブ編集部
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フットボリスタ4月号が、
戦術クラスタにはたまらなく面白いないようだったので、
思ったことを書いていきます。
今号フットボリスタの何が面白いのか
フットボリスタの、片野さんと、バルディ氏の対談が面白い。確かに、最近は、一言で4-2-3-1と言っても多種多様なサッカーがある。フォーメーションは、「こういうサッカーをしますよ」という代名詞的な役割が本来あったはずだが、多様なサッカーが存在する現代では、意味をなさなくなっている。
— 内藤秀明 (@nikutohide) 2017年4月2日
それ故に、言語能力は以前より重要になってきている。なぜなら、「4-3-3の左ウイングをやってくれ」と言われて、「サイドに張って突破すればいいのか」と思いそこそこいいプレーをしても、「サイドから中に飛び込むロナウド的な左ウイング」を想像している監督だったら、後半で降ろされるはず。
— 内藤秀明 (@nikutohide) 2017年4月2日
まぁさすがに、こんな大きな認識齟齬はおこらないだろうが、いずれにしても緻密なパズルを組み合わせようとしている監督とコミュニケーションをとれないハンデは大きい。それこそ、メッシにでもならない限り。
— 内藤秀明 (@nikutohide) 2017年4月2日
結城君@yuukikouhei のポジショナルプレーに関するコラムが面白い。選手がすべきプレーを
①量的優位性
②質的優位性
③位置的優位性
の3つでシンプルに表現しているもの。どれも既知の知識ではあるものの、3つだけで、ミーシー(抜け漏れがない)に定義されているのが面白かった。
— 内藤秀明 (@nikutohide) 2017年4月2日
このように感じで、思わず連続ツイートしてしまうほど、
読めばよむだけ、いろんな気づきや、
「次の試合、これを意識しながら見よう!」
が詰まっているので、戦術クラスタにはおすすめです。
改めて戦術、ポジション、選手に思うこと
タイトルの通り、戦術、ポジション、選手の変化は、循環性があるなぁと。
チームとしてどう戦うかが戦術であり、
それを個々の選手の役割まで粒度を小さくしたものがポジションであり、
課せられた役割を全うするのが選手だ。
攻略するのが難しいチームを、打ち崩すために、新しい戦術のアイディアが生まれる。
その戦術を完成させるため、それぞれのポジションに新しい要件が追加され、
課された追加要件、新しい役割に適用するために、選手が進化する。
新人類…、新選手たちの能力を最大化するために、
あるいは、新選手たちによる新チームをまた攻略するために、
また新しい戦術がうまれる。
そんな循環性を改めて感じました。
気になる方は、ぜひ、本屋で手にとってみてください。