プレミアパブ編集部
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プレミアリーグ第9節シェフィールド・ユナイテッド対アーセナルの一戦は
1-0でシェフィールドが勝利。
競合相手に大金星を手にした。
試合の流れ
●10分、シェフィールドは相変わらず嫌な守り方をする。プレスはハメているのにGKまではプレスにいかない。相手の自滅を誘う。実際、レノのフィードをコラシナツがヘッドで反らすもサイドラインを割った。
●11分、ウィロックが上手い。狭いスペースで正しい判断ができる。20歳とは思えない…。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●12分、シェフィールドのジャカへの寄せが少し甘い?自由を与えると、精度の高いフィードが飛び出るので厳しくいくべき
●14分、左CBオコネルがボックス角のエリアに爆走。ユニークな攻め
●直後に4番フレックが左足で高速クロスを送った直後、激しいタックルでイエロー。チャーリー・アダム感
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●16分、強めのパスを受けかけたウィロックがスペースにペペが飛び込んできているものと思い、スルーするものの、ペペは走っておらず。こういうところの微妙な噛み合わなさが直れば…
●18分、ややアーセナルが攻め込む展開もシェフィールドはしっかりスペースを消している。攻略が大変だ
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●ウィロックは出足も判断のスピードもいろいろ速いよなあ。もっと評価されてもいいと思うんだけど。
●シェフィールドは組織でいい攻めを見せるのだけれど、最後の最後で数的同数をこじ開けられる個の力はないので、そこをどう工夫するのか。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●21分、ペペの低い位置のドリブル突破が起点になり、カウンター発動。サカ、ジャカ、ウィロックと流れるようなパスワークで敵陣に攻め込み最終的にコラシナツが抜群のクロスを供給するものの、ペペが決定機を外してしまった。なんていうか、こういうの決めると好循環が周り始めるんだけどなあ。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●26分、シェフィールドがいい具合にサイドを限定していたものの、コラシナツの不思議な横パスで回避成功。攻め込めるかと思われたものの、チェンバースのパスはオーバメヤンに繋がらず。
●12番CBイーガンからいい縦パスが入って攻撃のスイッチを入れるシェフィールド。ただあと一歩足りない感。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●30分、流れの中ではあと一歩足りないシェフィールドだったが、コーナーキックからゲット。オコネルのヘッドの折り返しにムセが押し込んだ!
●アーセナルとしてはアウェイ、しかも試合巧者のシェフィールドということもあり、嫌な展開。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●35分、被カウンターになりそうな場面、サカが体を入れてボールを奪取、ピンチを救っただけでなく、ボックス内にドリブルで持ち込む。倒されてPKか…と思われたがシュミレーション。うーむ…。いろいろと惜しい。
●プレーの終わり方は残念だったけど、サカには10代らしい身体的弱さを一切感じない
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●ペペは点こそ決めれてないけど、ドリブルでかわすところに関しては天才的だな。低い位置のドリブル突破で何度もカウンターの起点になっているので、今日、決定機を外したものの評価されていいと思う。
●スピードがあり、手足の長さを自覚してボールを持つことができて、相手の逆もとれる。最強か
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●45+1分、ジャカのスーパーミドルが枠内に飛ぶものの、ヘンダーソンが手でかきだした!さすがパラメータを全てセービングに割り振った古典的GK。
●その前のペペのまた抜きドリブルも最高だったな。なんだろう相手DFが透明人間に見える、すり抜けるようなドリブルだった。サカも得意だよねこれ。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●前半終了シェフィールド1-0アーセナル
●見ての通り、アーセナルの4-3-3だと、シェフィールドのの3-5-2と完全にかみ合ってしまう。結果、良い縦パスが出てこず、ウィロックやオーバメヤンが少し消え気味になってしまった。
●一方でマンマーク気味になるからこそ、突破力のあるペペが目立つ展開に
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●エメリの選択肢としては、良くも悪くも自由に動き回ってマンマーク状態に混乱を陥れることができるであろうセバージョスをウィロックに代えて投入する選択肢がある。これが王道。
●奇策でいうとサカを下げてセバージョス投入、4-3-1-2に代えて、配置の関係で浮くトップ下に無双させる選択肢も?
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●後半開始。エメリは王道を選択した模様。セバージョスin、ウィロックout。ウィロック自身が悪いわけではないので、次節以降、引き続き頑張ってほしいところ。 https://t.co/VhRhwcU8pl
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●より正確に言えば、4-2-3-1から4-3-3に変更した模様。これでお互いの中盤の底が浮くことになるはずだけど、これが試合にどう影響する?
●現時点ではザハとペペだと、前者のほうが評価高いかもだけど、ペペのほうが中に入っての動きもできて、プレーの幅も広いし、今後が楽しみですね。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●52分、チェンバースが意外といいクロス送るんだよな。中盤でプレーしていろんなものが見えるようになったのか。強いキックを絶妙に相手の間を抜けそうなコースに蹴っているので、いつか何か起こりそうな雰囲気。守備も安定してるし、アスピリクエタルートの成長を歩んでる気がする。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●54分、セバージョスが良いサイドチェンジ。彼が入ったことで、ワイドに振ってシェフィールドを揺さぶれるようになった。本来はジャカにもっとそういうプレーをして欲しいんですけどね。
●55分、セバージョス、バックパスをダイレクトクロス。デブライネ的なアシストを狙ったけど、精度が少し足りず
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●59分、サカの懐の深さに脱帽。オーバメヤンから来た処理の難しい浮き球パスを一旦自身のエリアに引き込んだ後、左足でさわれる位置にボールを置いてキープ。サイドで起点となった。マジでこれが18歳かよ凄いな。
●62分、フレックの強烈な左足のミドル。チャーリー・アダム感。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●63分、セバージョスがいるので、ペペなしでもそれなりに、相手を揺さぶって攻め込むことはできているものの、クロスを相手に跳ね返され続けている。ここはボックス内で決め切れるラカゼットを投入したくなる展開。普通に考えればサカを出すんだろうけど…、さてどうなる?
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●69分、ジャカアウト。いや正直、一番妥当なのはジャカ交代なんだけれども、エメリのお気に入りだし変えないかな?と正直思ってた。ただそうも言ってられなくなった。攻撃的な采配。
●交代直前、ジャカが右IHに入ってた。多分、内向きにもってサイドチェンジしたいのかもと思ったけど特になし。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
●シェフィールドは当てて、落として、サイドに流して、ダイレクトで速いクロス…みたいなものをパターン化しているので流れるようにパスが回りますよね。
●72分、ラカゼットが失う場面が目立つ。まだ万全じゃない?それとも気負い過ぎ?偶然?個人的には少し体が重そうな印象だけど…。
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●75分になってもシェフィールドはハードワークを怠らない。オーバメヤンがDFとMFの2ライン間でボールを持ってドリブルを仕掛ける者の、気づけばボックス内に9人くらいシェフィールドの選手が。これだけハードワークするチームを崩すのは難しい。さっきの帰陣の瞬間シメオネのチームを想起させられた
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●78分、ペペoutマルティネッリin。この時間帯になれば突破力より、ボックス内の嗅覚が重要。マルティネッリは相手の死角からニアに顔を出してクロスからもゴールにつなげられる。ヒーローになることができるのか。
●最後までサカが残った。よほどエメリから信頼されてるんだな。
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もう最後の10分は戦術もなにもないな。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
単純に、シェフィールドの守備が滅茶苦茶良かった。リバプールもGKヘンダーソンのミスでなんとかこじ開けたくらいなので、多分、シティが当たっても苦戦するレベルなのでは。
そんな相手にセットプレーで先制点を与えた時点で、結構詰んでいた気もする。セットプレーの守りは改善したい。
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
手持ちの駒の中では妥当な選択だったように思いますが(ここも賛否両論ありそうですが、一旦さておき)、確かにそもそもエジルはベンチに入れておきたかったですね。 https://t.co/6JlG5bOfVd
— 内藤秀明│プレミアパブ代表 (@nikutohide) October 21, 2019
まとめ
個人的に思ったのはエメリがひたすら縦に速いサッカーを貫こうとしているところには違和感があったのですが、それに足して少し納得がいった試合でもありましたね。
結局、ボックス内攻略までチームで形を作り切れていない。まあ新加入選手やアカデミー上りが多いですからね。しょうがないのかもしれません。
だから組織の成熟度がなくとも、個の能力で決め切ることができる、オープンな展開を作るべく、低い位置で組み立てて相手を釣り出して裏を狙うみたいなサッカーをしたいんでしょうね。またその際にロングフィードの供給源としてのジャカなんでしょう。
そういう意味ではユナイテッド同様、もともとシェフィールドみたいに引いて守るチームの相性は良くなかったとも言えるかもしれません。
なによりシェフィールドの守備がよかった完全に今季の台風の目になってますね。
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