「哲学の再生」を目指す新生スウォンジーの移籍活動と、プレミアクラブが獲得すべき選手3選

プレミアリーグ昇格から7年、降格の憂き目にあったスウォンジー。

放映権収入が大きく減るチャンピオンシップに降格したチームの現状、

そしてプレミアリーグのチームが獲得すべきおススメ選手をピックアップする。

主力が大量放出はやむなしも・・・売却は不調?

昨季限りで、3部時代を知るレオン・ブリットン(引退)、アンヘル・ランヘルの2人が退団。

 

また、長年主力として君臨したキ・ソンヨンも、シーズン終了とともにフリーとなり、ニューカッスルへの移籍が発表された。

 

降格したスウォンジーが最優先事項として掲げるのは、「アイデンティティの復活」である。

 

新監督として、スウェーデンのエステルスンドFKからグラハム・ポッター監督をはじめ、コーチングスタッフなどを”セット”で招聘。

 

 

ここ数年、ハズレ補強を繰り返したスカウティングチームのほとんどを入れ替え、

 

ポッター新監督の下で働いていたカイル・マコーリーを呼び寄せた。

 

 

チャンピオンシップでのプレーを受け入れる主力は多くない。

 

ストーク・シティのジョー・アレンは残留を表明したが、そのアレンが以前在籍していたスウォンジーの選手たちは、多くがより高いレベルでのプレーを希望している。

 

チームとしても、財政的に苦しい状況を迎えているため、高額な給与を支払っている主力選手の放出はやむなしと考えており、両者の思惑は一致している。

 

だが・・・

 

良いオファーが届かないのが現状だ。

 

ルーカス・ファビアンスキはウェストハム加入が決定したが、昨冬に約19m£で獲得したアンドレ・アイェウはフェネルバフチェに1年のローン移籍。transfermarktを参照すると、金額は約1m£となっている。

 

昨夏に11m£を費やして呼び戻したウィルフリード・ボニーに関しても、チームは売却を考えているが、ローンでのオファーばかりが伝えられており、最終的には本人が残留の姿勢を見せているとされる。なお、現在はリハビリ中のため、戦力としては考えづらい状況にある。

 

その他移籍を希望しているフェデリコ・フェルナンデス、カイル・ノートンに対しても希望に沿うオファーは届いておらず、スウォンジー側が金額を下げての決着となる可能性が高い。

 

 

また、有力選手であるアルフィー・モーソンとジョーダン・アイェウについては、監督が他チームとの交渉中であることを認めている。

 

モーソンに関しては近日中に移籍先が決定している可能性が高いが、12m£を要求しているジョーダン・アイェウ獲得の有力チームは現れていない。

 

結果的に選手の売却はうまく進んでいないと言えるだろう。

 

ちなみにローン移籍によって加入していたアンディ・キング、レナト・サンチェス、タミー・エイブラハムの3人は、保有元への復帰が決定している。

<退団選手>

GK ルーカス・ファビアンスキ

DF アンヘル・ランヘル

DF カイル・バートリー

MF キ・ソンヨン

MF レオン・ブリットン

MF アンディ・キング

MF レナト・サンチェス

MF ロケ・メサ

FW タミー・エイブラハム

FW アンドレ・アイェウ

<退団噂のある選手>

DF アルフィー・モーソン

DF カイル・ノートン

DF フェデリコ・フェルナンデス

MF サム・クルーカス

FW ジョーダン・アイェウ

補強は低予算 若手の有望株を低額で引き抜く

トップチームの補強は、リバプールU23からヤン・ダンダ(フリー)とサンダーランドのウイング、ジョエル・アソロの2人。

 

ジョエル・アソロはトッテナムとの契約手前まで行ったとも伝えられるほどの実力者。

 

また、ベルサント・セリーナとバリー・マッケイというチャンピオンシップでのプレー経験を持つ2人の加入も決定的だ。

 

 

これらの選手は全員が完全移籍、そして23歳以下の若い選手たちだ。

 

ローン先から戻ってきたジェフェルソン・モンテーロ、ジョルディ・アマト、オリバー・マクバーニーなども、おそらくスウォンジーでプレーする。

 

ポッター監督は「スウォンジーに金の壺はない」と話すなど、今夏の補強で莫大なお金を費やすことを否定している。

 

よって、U23チームからの昇格も含めた若いチームへのシフトチェンジが予想される。

 

スウォンジーのU23チームは昨シーズン、プレミアリーグ2のディビジョン1で4位と好成績。

 

将来有望な選手が多く、プレシーズンツアーにも多くの選手が帯同した。

 

今シーズンは「何としても昇格する!」という感じではなく、「スウォンジーのスタイルを再構築する!」ということがメインになっていくだろう。

 

 

最終的に主力選手が残留に傾けばある程度の戦力は保持できるが、彼らの流出を許してしまえば、新加入選手をはじめとする若い選手たちがプレータイムを確保することとなり、現時点では未知数な部分も多い。

 

かつて、プレミアリーグを席巻した姿を取り戻すため、最悪の場合、数年の”チャンピオンシップ暮らし”も受け入れる姿勢だ。(単純にお金がないということでもあるが)

 

とはいえ、ポッター監督は短期間で結果を追い求める必要性についても理解しており、その両輪をうまく回してくことができれば、より良い形でプレミアリーグに戻って来れるだろう。

プレミアクラブにおススメ スウォンジーから獲得すべき選手3選

 

かなり勘案したが、プレミアリーグのチームが注目すべき3選手を挙げる。

 

ジョーダン・アイェウ

概要

昨季36試合出場7得点/ガーナ代表/26歳

おすすめチーム

レスター

詳細

昨シーズンのチーム得点王であり、攻撃の全権を担っていたと言っても過言ではないジョーダン・アイェウ。

 

プレシーズンツアーには帯同しているものの、本人のスポークスパーソンによれば、チャンピオンシップでのプレーは望んでおらず、移籍が現実的。チームは£12m以上の額であれば容認する方針で、レスターやフルハムが狙っている。

 

フィジカルに長け、狭いスペースでもスルスルと抜けていくドリブルが持ち味。

 

攻から守へのトランジションも速く、自陣での守備にも積極的に参加する。一方で、周囲との連係によって崩す形は多くなく、ポジションを守らずに降りてくることも多い。

 

アルフィー・モーソン

概要

昨季38試合出場2得点/イングランド/24歳

おすすめチーム

フルハムが決定的

詳細

16/17夏にリーグ・1から加入したモーソンは、今やすっかり名の知れた選手となった。

 

近年のスウォンジーには珍しい”掘り出し物”筆頭で、常に移籍のうわさが絶えない。この原稿が掲載される頃には決まっている可能性が高いが、要求額である£20mを満たしたとされるフルハムへの移籍が決定的だ。

 

懸念材料は今オフにひざを手術したため、シーズン開幕には間に合わないことである。

 

Twitter上に動画が出回ったことで有名になったが、高精度のサイドチェンジはリーグ屈指。左側のセンターバックに適性があり、両足で右サイドライン際まで届けることができる。

 

スピードにはやや不安を残すが、イメージとしては少し細身のハリー・マグワイアといったところだ。

 

サム・クルーカス

概要

昨季29試合3得点/イングランド/27歳

おすすめチーム

トッテナム

詳細

昨夏に降格したハル・シティを去ってスウォンジーに加入したクルーカスは、アーセナル相手に2試合で3得点という謎のパワーを見せた。だが、残念ながら2シーズン連続で所属チームが降格となってしまい、今夏の移籍候補となっている。

 

興味を示しているのはバーンリー。彼もモーソンと同じく負傷によってプレシーズンツアーに参加できていない。

 

スウォンジーでは様々なポジションで起用された。移籍当初はアンカー、その後はウイングバックを経て、最終的にはサイドハーフ兼攻撃的ボランチとなった。

 

運動量があるので、前線からのプレッシング、またはロングカウンターでも精力的なランニングを見せる。ポジションの適正は筆者も良く分からない。一つ言えるのは、アーセナルに勝利したいチームは獲得する価値があるということである。



【了】

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Shimoda Asahi

16歳の時からスウォンジー・シティを推していますが、色々なチームについて書きます。よろしくお願いいたします。